ニセカンランハギ
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ニセカンランハギ | ||||||||||||||||||||||||
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ニセカンランハギ Acanthurus dussumieri
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保全状況評価[1] | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Acanthurus dussumieri Valenciennes, 1835 | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Penciled surgeonfish |
ニセカンランハギ (偽橄欖剥[2]学名:Acanthurus dussumieri、英名:Penciled surgeonfish)は、ニザダイ科に属する魚。
分布
[編集]西部太平洋、インド洋に分布する。日本では南日本の太平洋沿岸、琉球列島、小笠原諸島などに生息する。日本海側でも見られる[2]。
生態
[編集]体長は40センチメートル程度。クロハギやオスジクロハギと似ているが、尾柄棘に白いおおいがあり、背鰭は黄色で縦じまが無く、尾鰭に暗色斑が多数あることで判別できる。浅いサンゴ礁の斜面や岩礁などで群れを作って泳ぐが、水深130mの深い場所でも発見されている。糸状藻類やデトリタスを食べる。
利用
[編集]沖縄県ではポピュラーな魚として、刺し網漁などで漁獲される[2]。マース煮、刺身などの調理法で食べられる[2]。観賞魚として水族館などで展示されることもある。
脚注
[編集]- ^ Choat, J.H., McIlwain, J., Abesamis, R., Clements, K.D., Myers, R., Nanola, C., Rocha, L.A., Russell, B. & Stockwell, B. (2012). “Acanthurus dussumieri”. IUCN Red List of Threatened Species 2012: e.T177981A1510126. doi:10.2305/IUCN.UK.2012.RLTS.T177981A1510126.en 2023年9月26日閲覧。.
- ^ a b c d ニセカンランハギ(Pencil surgeonfish)市場魚貝類図鑑 ぼうずコンニャク
参考文献
[編集]- 岡村収・尼岡邦夫 編・監修 『山溪カラー名鑑 日本の海水魚』 山と溪谷社 1997年8月20日 初版第1刷発行 644頁 ISBN 9784635090278