コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ニコラ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ニコラ』
バート・ヤンシュスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル フォークロック
レーベル トランスアトランティック・レコード英語版
プロデュース ネイサン・ジョセフ
専門評論家によるレビュー
バート・ヤンシュ アルバム 年表
華麗なる出会い(with ジョン・レンボーン
(1966年)
ニコラ
(1967年)
バースデイ・ブルース
(1969年)
テンプレートを表示

ニコラ』(Nicola)は、イギリスフォーク・ミュージシャン、バート・ヤンシュ1967年に発表した、ソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム

解説

[編集]

12曲中5曲でオーケストレーションが導入され、また、ヤンシュのアルバムとしては初めてエレクトリック・ギターが使用された[1]。リマスターCDボーナス・トラック「イン・ディス・ゲーム」と「ディスサティスファイド・ブルース」は、いずれも1972年のコンピレーション・アルバム『Box of Love (The Bert Jansch Sampler Vol. II)』に収録されるまで未発表だった[2]

Richie Unterbergerはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「恐らく、フォーク評論家からもアーティスト本人からも軽んじられてきたアルバム」「オーケストレーションの導入された曲は悪くないし、残りの曲に関しては、彼が1960年代に残した他の作品と同等の独自性および高水準を保っている」と評している[1]

収録曲

[編集]

特記なき楽曲はバート・ヤンシュ作。

  1. ゴー・ユア・ウェイ・マイ・ラヴ - "Go Your Way My Love" (Bert Jansch, Anne Briggs) - 4:22
  2. ウォー・イズ・ラヴ、マイ・ディア - "Woe Is Love My Dear" - 2:20
  3. ニコラ - "Nicola" - 2:51
  4. カム・バック・ベイビー - "Come Back Baby" (Walter Davis) - 3:00
  5. ア・リトル・スウィート・サンシャイン - "A Little Sweet Sunshine" - 2:18
  6. ラヴ・イズ・ティージング - "Love Is Teasing" (Traditional) - 2:07
  7. ラビット・ラン - "Rabbit Run" - 2:42
  8. ライフ・ディペンズ・オン・ラヴ - "Life Depends on Love" - 1:48
  9. ウィーピング・ウィロー・ブルース - "Weeping Willow Blues" (Traditional) - 3:44
  10. ボックス・オブ・ラヴ - "Box of Love" - 2:03
  11. ウィッシュ・マイ・ベイビー・ワズ・ヒア - "Wish My Baby Was Here" - 1:42
  12. イフ・ザ・ワールド・イズント・ゼア - "If the World Isn't There" - 3:10

リマスターCDボーナス・トラック

[編集]
  1. イン・ディス・ゲーム - "In This Game" - 4:10
  2. ディスサティスファイド・ブルース - "Dissatisfied Blues" (Traditional) - 2:50

参加ミュージシャン

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Unterberger, Richie. “Nicola - Bert Jansch”. AllMusic. 2021年8月1日閲覧。
  2. ^ Bert Jansch - Box Of Love (The Bert Jansch Sampler Vol. II) (1972, Vinyl) - Discogs

外部リンク

[編集]