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ニコチンアミダーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニコチンアミダーゼ
識別子
EC番号 3.5.1.19
CAS登録番号 9033-32-3
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
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ニコチンアミダーゼ(Nicotinamidase、EC 3.5.1.19)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ニコチンアミド + 水ニコチン酸 + アンモニア

従って、この酵素の基質は、ニコチンアミドの2つ、生成物はニコチン酸アンモニアの2つである。

この酵素は加水分解酵素、特に鎖状アミドの炭素-窒素結合に作用するものに分類される。系統名は、ニコチンアミド アミドヒドロラーゼ(nicotinamide amidohydrolase)である。他に、nicotinamide deaminase、nicotinamide amidase、YNDase等とも呼ばれる。この酵素は、ニコチン酸とニコチンアミドの代謝に関与する。

構造

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2007年末時点で、この酵素の3つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1ILW1IM52H0Rである。

出典

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  • Petrack B, Greengard P, Craston A and Sheppy F (1965). “Nicotinamide deamidase from mammalian liver”. J. Biol. Chem. 240: 1725–1730. PMID 14285515. 
  • Sarma DSR, Rajalakshmi S and Sarma S (1964). “Studies on the enzymes involved in nicotinamide adenine dinucleotide metabolism in Aspergillus niger”. Biochim. Biophys. Acta 81: 311–322. doi:10.1016/0926-6569(64)90047-1.