ナンシー・A・コリンズ
表示
ナンシー・A・コリンズ(Nancy A. Collins、1959年9月10日 - )は、アメリカ合衆国のホラー作家。アーカンソー州生まれ。
1989年、『ミッドナイト・ブルー』(Sunglasses After Dark)で作家デビュー。
1990年代には「スワンプシング」(Swamp Thing)や「ジェイソン vs レザーフェイス」(Jason vs. Leatherface)など、ホラー系アメリカン・コミックスの原作も手がけている。
日本語訳された著作リスト
[編集]「ミッドナイト・ブルー」シリーズ
[編集]- 『ミッドナイト・ブルー』(Sunglasses After Dark (1989)、幹遙子訳、ハヤカワ文庫FT) 1997.1 - 1990年ブラム・ストーカー賞受賞
- 『ゴースト・トラップ』(In the Blood (1992) 、幹遙子訳、ハヤカワ文庫FT) 1997.5
- 『フォーリング・エンジェル』(Paint It Black (1995)、幹遙子訳、ハヤカワ文庫FT) 1997.5
- 『ブラック・ローズ』(A Dozen Black Roses (1996)、幹遙子訳、ハヤカワ文庫FT) 1998.10
短編
[編集]- 「薄い壁」(Thin Walls (1995) 、小林理子訳、扶桑社ミステリー、マーティン・H・グリーンバーグ, エドワード・E・クレイマー, ナンシー・A・コリンズ編『ゴーサム・カフェで昼食を』に収載)
- 「ヴァーグル参上」(Vargr Rule (1992)、内田昌之訳、扶桑社ミステリー、ジェフ・ゲルブ編『ショック・ロック』に収載)
- 「レイモンド」(Raymond (1991) 、石田亨訳、竹書房文庫、菊地秀行監修『スーパー・ホラー・シアター妖魔の宴 狼男編1』に収載)
- 「ナマズ娘のブルース」(Catfish Gal Blues (1999)、田中一江訳、創元推理文庫、アル・サラントニオ編『999』に収載)
- 「魔性の恋人」(Demonlover (1991)、本間有訳、祥伝社文庫、ジェフ・ゲルブ, マイクル・ギャレット編『喘ぐ血』に収載)
- 「わめく声」(Rant、田中一江訳、ミステリマガジン 1994/8 No.460に掲載)
- 「王者の聖宝 - 博物館の公式カタログ抄録」(The Sacred Treasures of Graceland: Excerpts from the Sanctioned Museum Cataloque 、杉原志啓訳、音楽之友社、ポール・M・サモン『エルヴィスとは誰か』に収載)
- 「よそ行きの顎」(The Sunday-Go-To-Meeting Jaw 、幹遙子訳、ミステリマガジン 1999/8 No.521に掲載)
- 「地獄の家にもう一度」(Return to Hell House、幹遥子訳、小学館文庫、クリストファー・コンロン編『ヒー・イズ・レジェンド』に収載)
インタビュー
[編集]- 「ささやかなる黙示 - ナンシー・A・コリンズ語る」(Nancy Collins: Small Apocalypses、幹遙子訳、ミステリマガジン 1999年8月号)
エッセイ
[編集]アンソロジー
[編集]- 『ゴーサム・カフェで昼食を 22の異常な愛の物語』(Dark Love: Twenty Two All-Original Tales of Lust and Obsession (1995)、小林理子訳、マーティン・H・グリーンバーグ, エドワード・E・クレイマー, ナンシー・A・コリンズ編、扶桑社ミステリー) 1996