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ナツボダイジュ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナツボダイジュ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
: アオイ目 Malvales
: シナノキ科 Tiliaceae
: シナノキ属 Tilia
: ナツボダイジュ T. platyphyllos
学名
Tilia platyphyllos Scop.

ナツボダイジュ(夏菩提樹、学名:Tilia platyphyllos)とはシナノキ科植物の一種。別名、セイヨウボダイジュヨウシュボダイジュ[1]

分布

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ヨーロッパ中央部および南部原産の落葉高木。世界の温帯で、街路樹や庭園樹としても多く植えられている[2]

特徴

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日照を好むが、強健で耐寒性が非常に高く、北海道中部以南であれば栽培可能。

フユボダイジュに比べるとやや樹高が高くなりやすく、高さ35mに達する高木になる場合もある。

葉形は大きめの広卵型で先端が短く尖り、表面はざらつきがある両面有毛。花には芳香があり、開花は6月〜7月頃。花色は淡黄色、秋には紅葉し、若木の時は円錐形、成木になると卵型の樹型になる。

脚注

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  1. ^ ナツボダイジュ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
  2. ^ 牧野富太郎原著、大橋広好邑田仁岩槻邦男編『新牧野日本植物圖鑑』p.429、2008年、北隆館

関連項目

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