ナツノウナギツカミ
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ナツノウナギツカミ | |||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Persicaria dichotoma (Blume) Masam. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ナツノウナギツカミ |
ナツノウナギツカミ(夏の鰻攫、Persicaria dichotoma、シノニム:Polygonum dichotoma)とは、タデ科イヌタデ属の草本。別名リュウキュウヤノネグサ。タデ属(Polygonum)に含められることもある。
分布
[編集]日本では南西諸島の種子島、中之島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄諸島及び八重山諸島に、日本国外では台湾、インド及びマレーシアに分布する。種子島が分布の北限。湿地に生育する。Mani (2011) によれば分布する国の内訳はインド(アッサム州、カルナータカ州、タミル・ナードゥ州、マディヤ・プラデーシュ州、マハーラーシュトラ州、メーガーラヤ州)、オーストラリア(クイーンズランド州)、シンガポール、スリランカ、タイ、中華人民共和国(広東省、福建省)、バングラデシュ、ベトナム、ラオスとされている。
日本では湿地等の開発により自生地が減少している。
特徴
[編集]一年草で、高さ20-50cm。茎は四角形で、基部は匍匐し、上部は斜上する。また、茎には逆刺を付ける。葉は互生、長楕円状倒披針形で、長さ5~10cm、先端は尖り、基部は矛形。また葉縁に剛毛を持つ。花は茎頂や葉腋から花軸を出し、その先に付く。色は淡紅色。
保護上の位置づけ
[編集]生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。
脚注
[編集]- ^ Mani (2011).
参考文献
[編集]英語:
- Mani, S. (2011). Persicaria dichotoma. The IUCN Red List of Threatened Species 2011: e.T176949A7336295. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2011-1.RLTS.T176949A7336295.en. Downloaded on 24 October 2018.
日本語:
- 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
- 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第5巻 低地の植物』 新星図書出版、1979年。