国家映画賞 主演男優賞
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国家映画賞 主演男優賞 | |
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第53回国家映画賞授賞式で主演男優賞を授与されるアミターブ・バッチャン。バッチャンは歴代最多の4回受賞者である。 | |
受賞対象 | 最高の演技をした主演男優 |
会場 | ニューデリー |
国 | インド |
主催 | インド国立映画開発公社 |
報酬 | 銀蓮像、賞状、賞金20万ルピー |
初回 | 1967年 |
最新回 | 2022年 |
初代受賞者 | ウッタム・クマール |
最新受賞者 | リシャブ・シェッティ |
国家映画賞 主演男優賞(こっかえいがしょう しゅえんだんゆうしょう、National Film Award for Best Actor in a Leading Role、正式名称:Rajat Kamal Award for the Best Actor)は、国家映画賞の賞の一つ。第15回国家映画賞から創設され、その年のインド映画において最も優秀な演技を見せた主演男優に贈られる[1]。1968年に「バーラト賞 主演男優賞(Bharat Award for the Best Actor)」に改称された後、1975年に現在の「銀蓮賞 主演男優賞(Rajat Kamal Award for the Best Actor)」に改称された[1][2][3]。これまでに40人以上の男優が受賞しており、受賞者には像と賞状が贈られていたが、1975年以降は銀蓮像、賞状、賞金5万ルピーが贈られるようになった[4][2]。第70回国家映画賞以降は賞金が20万ルピーに増額された[5]。
受賞者
[編集]記号 | 意味 |
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年 | 中央映画認証委員会による認証が行われた年。 |
受賞者が複数人選出された年。 | |
複数の作品での演技が受賞対象になった年。 |
1960年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1967 (第15回) |
ウッタム・クマール | Antony Firingee | アントニー・フィリンジー | ベンガル語 | [6] | |
動物園 | ビョームケーシュ・バクシ | |||||
1968 (第16回) |
アショーク・クマール | Aashirwad | シヴァナート・"ジョギ・タークル"・チョーダリー | ヒンディー語 | [7] | |
1969 (第17回) |
ウタパル・ダット | ソーム旦那の話 | ブヴァン・ソーム | ヒンディー語 | [8] |
1970年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1970 (第18回) |
サンジーヴ・クマール | Dastak | ハーミド・アフメド | ヒンディー語 | [9] | |
1971 (第19回) |
M・G・ラーマチャンドラン | Rickshawkaran | セルヴァム | タミル語 | [10] | |
1972 (第20回) |
サンジーヴ・クマール | Koshish | ハリ・チャラン・マトゥール | ヒンディー語 | [11] | |
1973 (第21回) |
P・J・アントニー | Nirmalyam | ヴェリチャッパド | マラヤーラム語 | [2] | |
1974 (第22回) |
サドゥー・メヘル | Ankur | キシュタッヤ | ヒンディー語 | [3] | |
1975 (第23回) |
M・V・ヴァスデーヴァ・ラーオ | Chomana Dudi | チョーマ | カンナダ語 | [12] | |
1976 (第24回) |
ミトゥン・チャクラボルティー | Mrigayaa | ギヌア | ヒンディー語 | [13] | |
1977 (第25回) |
バーラト・ゴーピー | Kodiyettam | シャンカラン・クッティ | マラヤーラム語 | [14] | |
1978 (第26回) |
アルン・ムカルジー | Parasuram | パラシュラーム | ベンガル語 | [15] | |
1979 (第27回) |
ナシールッディーン・シャー | Sparsh | アニルド・パルマル | ヒンディー語 | [16] |
1980年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1980 (第28回) |
バーラン・K・ナーイル | Oppol | ゴーヴィンダン | マラヤーラム語 | [17] | |
1981 (第29回) |
オム・プリ | Arohan | ハリ・モンダル | ヒンディー語 | [18] | |
1982 (第30回) |
カマル・ハーサン | Moondram Pirai | R・シュリニヴァス | タミル語 | [19] | |
1983 (第31回) |
オム・プリ | Ardh Satya | アナント・ヴェランカール | ヒンディー語 | [20] | |
1984 (第32回) |
ナシールッディーン・シャー | 渡河 | ナウランギア | ヒンディー語 | [16] | |
1985 (第33回) |
シャシ・カプール | New Delhi Times | ヴィカース・パーンデー | ヒンディー語 | [21] | |
1986 (第34回) |
チャールハーサン | Tabarana Kathe | タバーラ・シェッティ | カンナダ語 | [22] | |
1987 (第35回) |
カマル・ハーサン | ナヤカン/顔役 | シャクティヴェール・ナヤカール | タミル語 | [23] | |
1988 (第36回) |
プレームジー | Piravi | ラガヴァ・チャクヤル | マラヤーラム語 | [24] | |
1989 (第37回) |
マンムーティ | Mathilukal | ヴァイコム・ムハンマド・バシール | マラヤーラム語 | [25] | |
Oru Vadakkan Veeragatha | チャンドゥ・チェカヴァル |
1990年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1990 (第38回) |
アミターブ・バッチャン | 火の道 | ヴィジャイ・デーナナート・チャウハン | ヒンディー語 | [26] | |
1991 (第39回) |
モーハンラール | Bharatham | カリユール・ゴーピナーダン | マラヤーラム語 | [27] | |
1992 (第40回) |
ミトゥン・チャクラボルティー | Tahader Katha | シブナート | ベンガル語 | [28] | |
1993 (第41回) |
マンムーティ | Ponthan Mada | ポンダン・マーダ | マラヤーラム語 | [25] | |
Vidheyan | バースカラ・パテーラル | |||||
1994 (第42回) |
ナーナー・パテーカル | Krantiveer | プラタープ・ナーラーヤン・ティラク | ヒンディー語 | [29] | |
1995 (第43回) |
ラジット・カプール | The Making of the Mahatma | マハトマ・ガンディー | インド英語 | [30] | |
1996 (第44回) |
カマル・ハーサン | インドの仕置人 | セナパティ、チャンドラボース(チャンドゥ) | タミル語 | [31] | |
1997 (45回) |
バーラチャンドラ・メーナン | Samaantharangal | イスマーイール | マラヤーラム語 | [32] | |
スレーシュ・ゴーピ | 神の戯れ | カンナン・プルマラヤーン | マラヤーラム語 | |||
1998 (第46回) |
アジャイ・デーヴガン | Zakhm | アジャイ・R・デサイ | ヒンディー語 | [33] | |
マンムーティ | Dr. Babasaheb Ambedkar | ビームラーオ・アンベードカル | インド英語 | |||
1999 (第47回) |
モーハンラール | Vanaprastham | クンジークッタン | マラヤーラム語 | [34] |
2000年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
2000 (第48回) |
アニル・カプール | Pukar | ジャイデーヴ・ラージヴァンシュ陸軍少佐 | ヒンディー語 | [35] | |
2001 (第49回) |
ムラリ | Neythukaran | アッパ・ミストリー | マラヤーラム語 | [36] | |
2002 (第50回) |
アジャイ・デーヴガン | The Legend of Bhagat Singh | バガト・シン | ヒンディー語 | [37] | |
2003 (第51回) |
ヴィクラム | Pithamagan | チダン | タミル語 | [38] | |
2004 (第52回) |
サイーフ・アリー・カーン | Hum Tum | カラン・カプール | ヒンディー語 | [39] | |
2005 (第53回) |
アミターブ・バッチャン | Black | デーヴラージ・シャハイ | ヒンディー語 | [40] | |
2006 (第54回) |
ショウミットロ・チャテルジー | Podokkhep | シャシャンカ・パリト | ベンガル語 | [41] | |
2007 (第55回) |
プラカーシュ・ラージ | Kanchivaram | ヴェンガダム | タミル語 | [42] | |
2008 (第56回) |
ウペンドラ・リメイ | Jogwa | タヤッパ | マラーティー語 | [43] | |
2009 (第57回) |
アミターブ・バッチャン | Paa | オーロ | ヒンディー語 | [44] |
2010年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
2010 (第58回) |
ダヌシュ | Aadukalam | K・P・カルップ | タミル語 | [45] | |
サリーム・クマール | アブ、アダムの息子 | アブ | マラヤーラム語 | |||
2011 (第59回) |
ギリーシュ・クルカルニー | Deool | ケシュヤ | マラーティー語 | [46] | |
2012 (第60回) |
イルファーン・カーン | Paan Singh Tomar | パーン・シン・トマール | ヒンディー語 | [4] | |
ヴィクラム・ゴーカレー | Anumati | ラトナカール | マラーティー語 | |||
2013 (第61回) |
ラージクマール・ラーオ | シャヒド | シャーヒド・アーズミー | ヒンディー語 | [47] | |
スラージ・ヴェニャーラムード | Perariyathavar | 父親 | マラヤーラム語 | |||
2014 (第62回) |
サンチャリ・ヴィジャイ | Naanu Avanalla...Avalu | マデーシャ(ヴィディヤー) | カンナダ語 | [48] | |
2015 (第63回) |
アミターブ・バッチャン | ピクー | バシュコル・バナルジー | ヒンディー語 | [49] | |
2016 (第64回) |
アクシャイ・クマール | ルストムの裁判[注釈 1] | ルストム・パヴリ海軍中佐 | ヒンディー語 | [52] | |
2017 (第65回) |
リディ・セーン | Nagarkirtan | パリマル | ベンガル語 | [53] | |
2018 (第66回) |
アーユシュマーン・クラーナー | 盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜 | アーカーシュ | ヒンディー語 | [54] | |
ヴィッキー・コウシャル | URI/サージカル・ストライク | ヴィハーン・シン・シェールギル陸軍少佐 | ヒンディー語 | |||
2019 (第67回) |
マノージュ・バージペーイー | Bhonsle | ガンパト・ボンスル | ヒンディー語 | [55] | |
ダヌシュ | Asuran | シヴァサーミ | タミル語 |
2020年代
[編集]年 | 画像 | 受賞者 | 作品名 | 役名 | 言語 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020 (第68回) |
スーリヤ | ただ空高く舞え | ネドゥマーラン・ラジャンガン(マーラ) | タミル語 | [56] | |
アジャイ・デーヴガン | Tanhaji: The Unsung Warrior | ターナージー・マールサレー | ヒンディー語 | |||
2021 (第69回) |
アッル・アルジュン | プシュパ 覚醒 | プシュパ・ラージュ | テルグ語 | [57] | |
2022 (第70回) |
リシャブ・シェッティ | Kantara | シヴァ | カンナダ語 | [58] |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 選考委員長のプリヤダルシャンによると、アクシャイ・クマールは『ルストムの裁判』と『エアリフト 〜緊急空輸〜』の2作品が受賞対象となっていたが、技術的な問題で『ルストムの裁判』のみが受賞リストに記載されている[50][51]。
出典
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