ナグルファリ
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ナグルファリ[1](古ノルド語: Naglfari)もしくはナグルファル[2](古ノルド語:Naglfar)は、北欧神話に登場する、夜の女神ノートの夫となり、アウズの父となる男である[3][4]。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第10章によると、ノートは3度結婚したが、ナグルファリが最初の夫であった[3][4]。
スノッリ・ストゥルルソンが『ギュルヴィたぶらかし』登場させたこの「ナグルファリ」(Naglfari)は、死者の爪で作られた船ナグルファルの擬人化であると考えられている[5]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 尾崎和彦『北欧神話・宇宙論の基礎構造』白鳳社〈明治大学人文科学研究所叢書〉、1994年、ISBN 978-4-8262-0077-6。
- V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
関連項目
[編集]- 舅ナルヴィもしくはネルヴィ - 妻ノート - 息子アウズ
- ナグルファル - 死者の爪でつくられた船。