ナイワ・ニムリ
ナイワ・ニムリ Najwa Nimri | |
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本名 | Najwa Nimri Urrutikoetxea |
生年月日 | 1972年2月14日(52歳) |
出生地 | スペイン、パンプローナ |
国籍 | スペイン |
職業 | 女優・歌手 |
配偶者 | ダニエル・カルパルソロ(1995年-2000年) |
著名な家族 | アレクサンダー・ニミエル(いとこ、歌手) |
主な作品 | |
『アナとオットー』(1998年) 『ルシアとSEX』(2001年) |
ナイワ・ニムリ・ウルティコエチェア(Najwa Nimri Urrutikoetxea, 1972年2月14日 - )は、スペイン・パンプローナ出身の女優・歌手。
経歴
[編集]1972年にナバーラ県パンプローナに生まれ、子どもの頃にビスカヤ県ビルバオに引っ越した。ダニエル・カルパルソロ監督の初監督作品となる1995年の『Salto al vacío』で、ニムリは映画界で初めて重要な役を演じた。小規模なグループで歌手としてのキャリアも開始し、1996年にはカルロス・ハエンと『Najwajean』というバンドを結成した[1]。また、2001年以降には6枚のソロアルバムを発表している。
1997年にはアレハンドロ・アメナバル監督の『オープン・ユア・アイズ』に出演し、プレイボーイへの嫉妬に狂う女性を演じた。この映画は2001年にハリウッド・リメイクされ、キャメロン・ディアスがニムリと同じ役を演じている。1998年にはフリオ・メデム監督の『アナとオットー』に出演し、ゴヤ賞主演女優賞にノミネートされた。2001年にはメデム監督の『ルシアとSEX』に出演し、ゴヤ賞助演女優賞にノミネートされた。『オープン・ユア・アイズ』や『El Método』ではエドゥアルド・ノリエガと共演した。2005年には、巨根に悩むトランスセクシュアルを描いたコメディ映画『20センチ!』で音楽を担当した。
人物
[編集]エキゾチックな容姿と大きな目が非常に印象的な女優。母親はスペインのナバーラ地方出身であり、父親はヨルダン人である。いとこのアレクサンダー・ニミエルも歌手である。1995年には映画監督のダニエル・カルパルソロと結婚し[2]、2000年まで配偶者であった。2004年には男児を出産した。
フィルモグラフィー
[編集]- Salto al vacío (1995)
- Pasajes (1996)
- A ciegas (1997)
- オープン・ユア・アイズ Abre los ojos (1997)
- 9'8m/s² (1998)
- アナとオットー Los Amantes del Círculo Polar (1998)
- The Citizen (1999)
- Asfalto (2000)
- 夜になるまえに Before Night Falls (2000)
- ルシアとSEX Lucía y el sexo (2001)
- Fausto 5.0 (2001)
- 靴に恋して Piedras (2002)
- La reina del bar canalla (2003)
- ユートピア Utopía (2003)
- スパイ・バウンド Agents secrets (2004)
- A + (Amas) (2004)
- 20センチ! 20 centímetros (2005)
- El Método (2005)
- Las vidas de Celia (2005)
- Trastorno (2006)
- Mataharis (2007)
- Oviedo Express (2007)
- Verbo (2010)
- ルート・アイリッシュ Route Irish (2010)
ディスコグラフィー
[編集]Najwajean
[編集]- アルバム
- No Blood (1998) – #80
- Asfalto (2001) (soundtrack) – #175
- Guerreros (2002) (soundtrack) – #88
- Najwajean Selection (2002) (compilation album) – #108
- Till It Breaks (2008) – #20
- シングル
- Crime (2008)
ソロ
[編集]- アルバム
- Carefully (2001) – #76
- Mayday (2003) – #48
- Walkabout (2006) – #10 (50,000枚 : ゴールド認定)
- El último primate (2010)
- Donde rugen los volcanes (2012)
- Rat Race (2014)
- シングル
- That Cyclone (2001) from Carefully – #37
- Following Dolphins (2001) from Carefully – #68
- Go Cain (2003) from Mayday – #20
- Hey Boys, Girls (2003) from Mayday – #26
- Capable (2006) from Walkabout – #3
- Push It (2006) from Walkabout
- Le Tien, Le Mien (2006) from Walkabout
- Feed Us (2014) from Rat Race
受賞
[編集]年 | 映画賞 | 部門 | 作品 | 結果 |
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2003 | ゴヤ賞 | 作曲賞 | Guerreros(曲) | ノミネート |
2002 | ゴヤ賞 | 助演女優賞 | ルシアとSEX(演技) | ノミネート |
2001 | 女優組合賞 | 女優賞 | ルシアとSEX(演技) | ノミネート |
2001 | ゴヤ賞 | 歌曲賞 | Asfalto(曲) | ノミネート |
1999 | ゴヤ賞 | 主演女優賞 | アナとオットー(演技) | ノミネート |
1999 | 女優組合賞 | 女優賞 | アナとオットー(演技) | ノミネート |
1998 | フォトグラマス・デ・プラータ | 女優賞 | (演技) | ノミネート |
1998 | オンダス賞 | 女優賞 | アナとオットー(演技) | 受賞 |
1994 | Angers European First映画祭 | Jean Carmet賞 | Salto al vacío | 受賞 |
脚注
[編集]- ^ “NajwaJean 10 years after” (Spanish). Europa Press. 2008年10月14日閲覧。
- ^ “Calparsoro: Del cine de autor vasco al terror de encargo en USA” (Spanish). Noticine (2007年5月8日). 2012年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年10月14日閲覧。