コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ドリーミン (ブロンディの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「ドリーミン」
ブロンディシングル
初出アルバム『恋のハートビート』
B面 アメリカ合衆国の旗 リアル・ワールド[1]
イギリスの旗 サウンド・ア・スリープ[2]
リリース
規格 7インチシングル
録音 ニューヨークザ・パワー・ステーションエレクトリック・レディ・スタジオ(1979年5月-6月)
ジャンル パワー・ポップ[3]
時間
レーベル クリサリス・レコード
作詞・作曲 デボラ・ハリー
クリス・シュタイン
プロデュース マイク・チャップマン
ゴールドディスク
シルバーディスク
チャート最高順位
ブロンディ シングル 年表
どうせ恋だから
(1979年5月)
ドリーミン
(1979年9月)
ハーデスト・パート
(1979年12月)
ミュージックビデオ
「Dreaming」 - YouTube
テンプレートを表示

ドリーミン」(Dreaming)は、ブロンディが1979年に発表した楽曲。

概要

[編集]

作詞作曲はデボラ・ハリーとクリス・シュタイン。ハリーは『Entertainment Weekly』のインタビューでこう答えている。

クリスは曲やアイデアが頭に浮かぶと、それをそのまま私に渡すことがあるの。「『夢を見ること/夢を見ることは自由だ』というのを考えたんだ」とか言って。そこから私はストーリーを考えていくつか言葉を付け足した。多くの場合、歌詞がどんなふうになるかはリズムトラックで決まる。そうしたやり方が私は好きだな[4]

シュタインは自分の作った曲を指して「僕らがどこから始めたのか覚えてないが、あれはABBAの『ダンシング・クイーン』のまるごとパクリだ」と述べている[4]

レコーディングはニューヨークザ・パワー・ステーションエレクトリック・レディ・スタジオで行われた。アルバム『恋のハートビート(Eat to the Beat)』の他の多くの曲と同様、ライブで録音された[5]マイク・チャップマンは強権的なレコード制作で知られるプロデューサーだったが、ドラマーのクレム・バークはこう証言している。「彼はまったく俺のやりたいようにやらせてくれた。驚いたよ。俺はほんとうはああいう感じにするつもりはなかったんだが、リハーサルだと思ってこれでもばかりにむちゃくちゃに叩いた。そしたらそれが『ドリーミン』のテイクになった」[5]

1979年9月、シングルとして発売。本国盤のB面は「リアル・ワールド」。イギリス盤のB面は「サウンド・ア・スリープ」。同年9月28日発売のアルバム『恋のハートビート』の1曲目に収録された。

ビルボード・Hot 100では27位を記録。イギリスで2位、カナダで4位を記録した。

脚注

[編集]
  1. ^ 45cat - Blondie - Dreaming / Living In The Real World - Chrysalis - USA - CHS 2379
  2. ^ 45cat - Blondie - Dreaming / Sound Asleep - Chrysalis - UK - CHS 2350
  3. ^ Danyel Smith, ed (2002). “Billboard 14 December 2002”. Billboard (Nielsen Business Media, Inc.). ISSN 0006-2510.  "The near-capacity crowd (...) then went wild when they heard Burke's unmistakable drum roll intro to "Dreaming," perhaps the band's definitive power-pop single."
  4. ^ a b Behind the Song: Blondie, "Dreaming"”. American Songwriter. ForASong Media, LLC. 24 March 2019閲覧。
  5. ^ a b Porter, Dick; Needs, Kris (2017-02-13). Blondie: Parallel Lines. ISBN 9780857127808. https://books.google.com/books?id=tHT_AgAAQBAJ&q=Dreaming&pg=PT233