ドリーミン (ブロンディの曲)
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「ドリーミン」 | ||||||||
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ブロンディ の シングル | ||||||||
初出アルバム『恋のハートビート』 | ||||||||
B面 |
リアル・ワールド[1] サウンド・ア・スリープ[2] | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||
録音 | ニューヨーク、ザ・パワー・ステーション、エレクトリック・レディ・スタジオ(1979年5月-6月) | |||||||
ジャンル | パワー・ポップ[3] | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | クリサリス・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
デボラ・ハリー クリス・シュタイン | |||||||
プロデュース | マイク・チャップマン | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
シルバーディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ブロンディ シングル 年表 | ||||||||
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「ドリーミン」(Dreaming)は、ブロンディが1979年に発表した楽曲。
概要
[編集]作詞作曲はデボラ・ハリーとクリス・シュタイン。ハリーは『Entertainment Weekly』のインタビューでこう答えている。
クリスは曲やアイデアが頭に浮かぶと、それをそのまま私に渡すことがあるの。「『夢を見ること/夢を見ることは自由だ』というのを考えたんだ」とか言って。そこから私はストーリーを考えていくつか言葉を付け足した。多くの場合、歌詞がどんなふうになるかはリズムトラックで決まる。そうしたやり方が私は好きだな[4]。
シュタインは自分の作った曲を指して「僕らがどこから始めたのか覚えてないが、あれはABBAの『ダンシング・クイーン』のまるごとパクリだ」と述べている[4]。
レコーディングはニューヨークのザ・パワー・ステーションとエレクトリック・レディ・スタジオで行われた。アルバム『恋のハートビート(Eat to the Beat)』の他の多くの曲と同様、ライブで録音された[5]。マイク・チャップマンは強権的なレコード制作で知られるプロデューサーだったが、ドラマーのクレム・バークはこう証言している。「彼はまったく俺のやりたいようにやらせてくれた。驚いたよ。俺はほんとうはああいう感じにするつもりはなかったんだが、リハーサルだと思ってこれでもばかりにむちゃくちゃに叩いた。そしたらそれが『ドリーミン』のテイクになった」[5]
1979年9月、シングルとして発売。本国盤のB面は「リアル・ワールド」。イギリス盤のB面は「サウンド・ア・スリープ」。同年9月28日発売のアルバム『恋のハートビート』の1曲目に収録された。
ビルボード・Hot 100では27位を記録。イギリスで2位、カナダで4位を記録した。
脚注
[編集]- ^ 45cat - Blondie - Dreaming / Living In The Real World - Chrysalis - USA - CHS 2379
- ^ 45cat - Blondie - Dreaming / Sound Asleep - Chrysalis - UK - CHS 2350
- ^ Danyel Smith, ed (2002). “Billboard 14 December 2002”. Billboard (Nielsen Business Media, Inc.). ISSN 0006-2510. "The near-capacity crowd (...) then went wild when they heard Burke's unmistakable drum roll intro to "Dreaming," perhaps the band's definitive power-pop single."
- ^ a b “Behind the Song: Blondie, "Dreaming"”. American Songwriter. ForASong Media, LLC. 24 March 2019閲覧。
- ^ a b Porter, Dick; Needs, Kris (2017-02-13). Blondie: Parallel Lines. ISBN 9780857127808