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ドリュー・スタッブス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドリュー・スタッブス
Drew Stubbs
インディアンス時代(2013年6月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ボウイ郡テクサーカナ
生年月日 (1984-10-04) 1984年10月4日(40歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2006年 MLBドラフト1巡目(全体8位)でシンシナティ・レッズから指名
初出場 2009年8月19日 サンフランシスコ・ジャイアンツ
最終出場 2017年5月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アンドリュー・ロバート・スタッブスAndrew Robert "Drew" Stubbs, 1984年10月4日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ボウイ郡テクサーカナ出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとレッズ時代

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2006年MLBドラフト1巡目(全体8位)でシンシナティ・レッズから指名され、6月14日に200万ドルの契約金で入団[1]

2009年8月19日サンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビュー。

2010年中堅手のレギュラーに定着し、22本塁打・30盗塁の活躍でレッズの地区優勝に貢献した。

2011年は、リーグ2位タイの40盗塁を記録。一方で、両リーグ最多、史上二人目のシーズン200三振となる205三振を喫するなど、打撃面では粗さが目立った。

インディアンス時代

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2012年12月11日アリゾナ・ダイヤモンドバックスも含めた三角トレードで、クリーブランド・インディアンスへ移籍した[2]

ロッキーズ時代

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2013年12月18日ジョシュ・アウトマンとのトレードで、コロラド・ロッキーズへ移籍した。

2015年1月14日にロッキーズと582万5000ドルの1年契約に合意した[3][4]8月12日DFAとなり[5]、20日に自由契約となる。この年、自由契約になるまでに51試合に出場したが、打者有利の本拠地を有するロッキーズながら打率.216・5本塁打・10打点・2盗塁・OPS0.717という低調な成績で打撃不振だった。守備面では外野の全ポジションを守り分け、無失策DRS +2と好守を披露した。

レンジャーズ時代

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2015年8月24日テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ。9月1日にメジャー契約となり、40人枠入り。レンジャーズでは27試合に出場して3盗塁を決めたが、打率.095・本塁打と打点は共に0と、移籍前よりも不振を極めた。守備成績は、中堅手左翼手を守って失策・DRS共に0だった。ロッキーズとの通算打撃成績は、78試合の出場で打率.195・5本塁打・10打点・5盗塁という内容だった。オフの11月2日FAとなった[6]

2016年2月27日、レンジャーズとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[7]3月29日、契約上の権利を行使して自由契約となった[8]

ブレーブス時代

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2016年3月31日アトランタ・ブレーブスで3日間のテスト期間を与えられ[9]4月2日にブレーブスとメジャー契約を結んだ[10]。ブレーブスでは20試合に出場し、打率.237・1本塁打・3打点・4盗塁という打撃成績を記録。守備では中堅手10試合と左翼手4試合を守ったが、どちらでもDRSはマイナスだった。5月2日にDFAとなった[11]

レンジャーズ復帰

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2016年5月7日にレンジャーズと契約した。5月14日トロント・ブルージェイズ戦では延長10回にサヨナラ本塁打を放った[12]。レンジャーズでは19試合でプレーし、打率.300・2本塁打・3打点・4盗塁・OPS1.000と絶好調を維持した。守備面では、外野の全3ポジションを守って通算DRS - 3を記録。8月25日にDFA、28日に自由契約となった[13]

オリオールズ時代

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2016年8月31日ウェイバー公示ボルチモア・オリオールズへ移籍した[13]。オリオールズでは一転して絶不調となり、20試合で打率.136・1本塁打・1打点・1盗塁(1盗塁死)という成績だった。守備で守ったのは右翼手が最多の13試合。3チーム通算では、59試合の出場で打率.225・3本塁打・7打点・9盗塁という打撃成績と、外野3ポジショントータルでDRS -7という守備成績を記録。オフの11月3日にFAとなった[13]

ジャイアンツ時代

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2017年2月8日ミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[14]が、3月26日に自由契約となった[13]

その後、4月6日にジャイアンツとマイナー契約を結び、13日に傘下のAAA級サクラメント・リバーキャッツへ配属された。4月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[15]5月6日にDFAとなり[16]、8日に40人枠を外れる形でAAA級サクラメントへ配属された後、10日にFAとなった[13]

レンジャーズ傘下時代

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2017年5月16日にレンジャーズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ配属された[13]。8月30日に自由契約となった[13]。この年限りで現役を引退し、引退後は不動産関係の仕事に就いている[17]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2009 CIN 42 196 180 27 48 5 1 3 79 17 10 4 1 0 15 0 0 49 1 .267 .323 .439 .762
2010 150 583 514 91 131 19 6 22 228 77 30 6 3 6 55 2 5 168 6 .255 .329 .444 .773
2011 158 681 604 92 147 22 3 15 220 44 40 10 6 1 63 1 7 205 2 .243 .321 .364 .686
2012 136 544 493 75 105 13 2 14 164 40 30 7 6 1 42 0 2 166 2 .213 .277 .333 .610
2013 CLE 146 481 430 59 100 21 2 10 155 45 17 2 2 3 44 1 2 141 3 .233 .305 .360 .665
2014 COL 132 424 388 67 112 22 4 15 187 43 20 3 2 3 30 1 1 136 4 .289 .339 .482 .821
2015 51 114 102 14 22 3 2 5 44 10 2 1 2 0 9 1 1 50 1 .216 .286 .431 .717
TEX 27 26 21 6 2 1 0 0 3 0 3 0 0 0 5 0 0 10 0 .095 .269 .143 .412
'15計 78 140 123 20 24 4 2 5 47 10 5 1 2 0 14 1 1 60 1 .195 .283 .382 .665
2016 ATL 20 42 38 6 9 0 0 1 12 3 4 0 0 0 4 0 0 20 1 .237 .310 .316 .625
TEX 19 25 20 6 6 0 0 2 12 3 4 0 0 1 4 0 0 7 0 .300 .400 .600 1.000
BAL 20 27 22 1 3 0 0 0 3 1 1 1 0 0 4 0 1 11 0 .136 .296 .136 .433
'16計 59 94 80 13 18 0 0 3 27 7 9 1 0 1 12 0 1 38 1 .225 .330 .338 .667
2017 SF 10 24 22 0 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 0 0 9 0 .091 .167 .091 .258
MLB:9年 911 3167 2834 444 687 106 20 92 1109 283 161 34 22 15 277 6 19 972 20 .242 .313 .391 .704
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

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  • 6(2009年 - 2012年)
  • 11(2013年)
  • 13(2014年 - 2015年途中)
  • 15(2015年途中 - 同年終了、2016年途中 - 同年途中)
  • 2(2016年 - 同年途中)
  • 18(2016年途中 - 同年終了)
  • 46(2017年)

脚注

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  1. ^ Cedric Golden (2006年6月14日). “Stubbs signs with Reds” (英語). statesman.com. 2011年11月10日閲覧。
  2. ^ Shin-Soo Choo acquired by the Cincinnati Reds in three-team deal involving Cleveland Indians and Arizona Diamondbacks” (英語). ESPN. 2013年10月28日閲覧。
  3. ^ "Rockies avoid arbitration with RHP Tyler Chatwood, RHP Jordan Lyles and OF Drew Stubbs" (Press release) (英語). MLB.com (Colorado Rockies). 14 January 2015. 2016年2月29日閲覧
  4. ^ Stubbs, Lyles, Chatwood agree to deals with Rockies” (英語). ESPN (2015年1月14日). 2016年2月29日閲覧。
  5. ^ “Rockies cut Stubbs, bring up utility man McBride from minors”. Associated Press. ESPN. (2015年8月12日). http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=13426748 2016年2月29日閲覧。 
  6. ^ Transactions | texasrangers.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2016年2月29日閲覧。
  7. ^ T.R. Sullivan (2016年2月27日). “Rangers sign Stubbs to Minor League deal” (英語). MLB.com. 2016年2月29日閲覧。
  8. ^ T.R. Sullivan (2016年3月29日). “Rangers sign Stubbs to Minor League deal” (英語). MLB.com. 2016年4月8日閲覧。
  9. ^ Mark Bowman (2016年3月31日). “Stubbs begins 3-day audition with Braves” (英語). MLB.com. 2016年4月8日閲覧。
  10. ^ Mark Bowman (2016年4月2日). “Braves regretfully cut Bourn; Bonifacio, too” (英語). MLB.com. 2016年4月8日閲覧。
  11. ^ Mark Bowman (2016年5月2日). “Braves option Peterson, recall Foltynewicz amid moves”. MLB.com. http://m.braves.mlb.com/news/article/175827202/braves-send-jace-peterson-to-triple-a 2016年5月16日閲覧。 
  12. ^ Stubbs' 10th-inning HR helps Rangers win after Jays rally
  13. ^ a b c d e f g MLB公式プロフィール参照。2202年7月15日閲覧。
  14. ^ Rhett Bollinger (2017年2月8日). “Stubbs, Breslow join Twins on Minors deals”. MLB.com. 2017年2月15日閲覧。
  15. ^ Chris Haft (2017年4月24日). “Giants call up top position prospect Arroyo” (英語). MLB.com. 2017年4月25日閲覧。
  16. ^ Giants promote Ruggiano, DFA Stubbs”. MLB.com (2017年5月6日). 2017年5月7日閲覧。
  17. ^ Team Member ; Drew Stubbs”. Heritage Title Company. 2022年7月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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