ドブラーダ
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ドブラーダ(ポルトガル:Dobrada、ブラジル:dobradinha)は、伝統的なポルトガル料理、ブラジル料理である。ウシの胃をパプリカ、トマトペースト、タマネギ、ニンニク、クローブ、赤唐辛子ペースト等で味付けし、ネギやミントを飾る。また、スライスしたニンジンとライマメを加えることも不可欠である。特にポルトでは白飯にかけて提供されることが多く、トリパス・ア・モーダ・ド・ポルトと呼ばれる[1]。
起源
[編集]→詳細は「トリパス・ア・モーダ・ド・ポルト」を参照
この料理は、ポルトガル北部のポルトが発祥で、ドブラーダ(dobrada)または、ポルト人のニックネームであるtripeirosからトリパス(tripas)と呼ばれた。15世紀以来、ポルトガルの伝統的な料理であり、ブラジルの伝統にもなった。
文化での言及
[編集]ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアは、ドブラーダをテーマに"Dobrada a moda do Porto"という詩を書いた[2]。
イギリスのジョークサイトであるTripe Maeketing Boardは、2014年ワールドカップのレシピカードシリーズで、この料理を特集した[3]。
出典
[編集]- ^ “Brazilian food recipes - Dobradinha”. 2011年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月13日閲覧。
- ^ Campos, Alvaro de. “Dobrada a Moda do Porto - Wikisource”. pt.wikisource.org. 2022年9月13日閲覧。
- ^ “TMB Industry News: World Cup can boost tripe sales”. tmbindustrynews.blogspot.com (1 June 2014). 2022年9月13日閲覧。