アール・マクトゥーム国際空港
アール・マクトゥーム国際空港 مطار آل مكتوم الدولي Al Maktoum International Airport | |||||||||
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IATA: DWC - ICAO: OMDW | |||||||||
概要 | |||||||||
国・地域 | アラブ首長国連邦 | ||||||||
所在地 | ドバイ ジュベル・アリ | ||||||||
種類 | 民間 | ||||||||
運営者 | Dubai Airports | ||||||||
運用時間 | 24時間 | ||||||||
標高 | 52 m (170 ft) | ||||||||
座標 | 北緯24度53分10秒 東経55度10分20秒 / 北緯24.88611度 東経55.17222度座標: 北緯24度53分10秒 東経55度10分20秒 / 北緯24.88611度 東経55.17222度 | ||||||||
地図 | |||||||||
滑走路 | |||||||||
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空港の一覧 |
アール・マクトゥーム国際空港(英語: Al Maktoum International Airport アラビア語: مطار آل مكتوم الدولي)は、アラブ首長国連邦のドバイ近郊のジュベル・アリ地区にある世界最大級の国際空港である。ドバイ・ワールド・セントラル国際空港(Dubai World Central International Airport)、ジュベル・アリ空港(Jebel Ali Airport)とも呼ばれる。
概要
[編集]ドバイ国際空港までの距離は40kmの位置にある。空港名称は、かつてのドバイの首長であったマクトゥーム・ビン=ラーシド・アール=マクトゥームに因んで付けられた。
建設が進められている人工複合都市ドバイ・ワールド・セントラル計画の一つである。計画では滑走路6本の巨大空港であり、ドバイの物流の中心となる。
2010年6月27日、部分開業し[1][2]、2013年10月27日に旅客ターミナルがオープン。旅客便の発着が開始された[3]。
2014年5月1日、エミレーツ・スカイカーゴがドバイ国際空港より移転し[4]、2015年10月25日にはフライドバイが新たに就航した[5]。
2017年11月12日、第15回ドバイ国際航空ショーが空港内にて開催[6]。この航空ショーには航空自衛隊のC-2輸送機も参加している。
当初の計画では2017年に完全開業する予定になっていたが、2007年からの世界金融危機で2027年に延期された。その後も湾岸経済の減速によって建設計画は遅延し、2018年には開業予定が3年延期され2030年となった。さらに2019年には建設作業が資金不足により中断していることがわかった[7]。記事によれば、当空港の2018年の旅客受け入れ能力は年間2650万人に達しているが、利用客は後述の通り約90万人にとどまっている。
2020年からCOVID-19による航空需要減退によってドバイ政府系列エミレーツ航空の運用を外れた余剰機体の整備保管空港として多くの機体を駐機している。
利用者数
[編集]公式サイトによれば2016年に約85万人、2017年・2018年は約90万人の年間利用者があった。航空貨物の取扱量は2016年に89.8万トン、2017年に97.2万トン、2018年に98.8万トンとなっている。
就航航空会社
[編集]旅客便
航空会社 | 就航地 |
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アゼルバイジャン航空 | バクー |
フライドバイ | アンマン、ベイルート、チッタゴン、ドーハ、カトマンズ、クウェート、マスカット |
ガルフエア | バーレーン |
ジャジーラ航空 | クウェート |
ロタナ・ジェット | アブダビ、シルバニヤス島 |
ウィズエアー | ブカレスト、ブダペスト、クルジュ=ナポカ[8]、ソフィア |
貨物便
航空会社 | 就航地 |
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キャセイパシフィック航空カーゴ | アムステルダム、香港、ロンドン(ヒースロー)、ミラノ(マルペンサ)、パリ(ド・ゴール) |
チャイナエアラインカーゴ | アムステルダム、バンコク(スワンナプーム)、フランクフルト、ハノイ、ルクセンブルク、プラハ、台北(桃園) |
エミレーツ・スカイカーゴ | アビジャン、アクラ、アディスアベバ、アムステルダム、バーレーン、バーセル、ベイルート、カイロ、カンピーナス、チェンナイ、シカゴ、チッタゴン、コペンハーゲン、ダカール、ダンマン、ダッカ、ジブチ、エルドレット、エンテベ、フランクフルト、広州、ハノイ、香港、ヒューストン、カノ、ハルツーム、ラゴス、リロングウェ、ロンドン(スタンステッド)、ロサンゼルス、リヨン、メキシコシティ、モスクワ(ドモジェドヴォ)、ムンバイ、ナイロビ、ニューヨーク(JFK)、ワガドゥグー、キト、ソウル(仁川)、上海(浦東)、大阪/関西、シンガポール、シドニー、チュニス、サラゴサ |
カリッタ・エア | アムステルダム、バーレーン、カンダハール、香港 |
マーティンエアー | アムステルダム、バーレーン、チェンナイ、ドーハ、香港 |
マレーシア航空カーゴ | アムステルダム、クアラルンプール |
ターキッシュ エアラインズカーゴ | イスタンブール(アタテュルク)、ムンバイ |
拠点航空会社
[編集]交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ ドバイの新空港が部分開業 貨物先行、世界最大目指す - 共同通信
- ^ 第2の国際空港が一部開業=ドバイ - 時事通信
- ^ 世界最大規模、ドバイの新国際空港に初の旅客機到着 -CNN.co.jp
- ^ エミレーツ・スカイカーゴ、貨物業務を新ターミナルへ移転完了 - Flight Liner
- ^ Flydubai begins operations from Dubai World Central - Gulf Business
- ^ 中パ共同開発戦闘機「梟竜」、ドバイ航空ショーに登場―中国メディア Record China(2017年11月14日)2017年12月9日閲覧
- ^ “ドバイの巨大空港建設が中断 湾岸アラブ諸国の経済失速が直撃”. SankeiBiz (2019年9月3日). 2019年9月3日閲覧。
- ^ WizzAir Adds Cluj – Dubai Route from mid-Dec 2015 - Airline Route(2015年8月7日閲覧)
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、アール・マクトゥーム国際空港に関するカテゴリがあります。
- 公式ウェブサイト