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ドニー・ハート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドニー・ハート
Donnie Hart
ドスラレドス・オウルズ #38
ボルチモア・オリオールズ時代
(2017年7月15日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州タラント郡ベドフォード英語版
生年月日 (1990-09-06) 1990年9月6日(34歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフト27巡目
初出場 2016年7月17日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ドニー・スコット・ハートDonnie Scott Hart, 1990年9月6日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州タラント郡ベドフォード英語版出身のプロ野球選手投手)。左投左打。メキシカンリーグドスラレドス・オウルズ所属。

経歴

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プロ入りとオリオールズ時代

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2013年MLBドラフト27巡目(全体819位)でボルチモア・オリオールズから指名され、プロ入り[1]。契約後、傘下のA-級アバディーン・アイアンバーズ英語版でプロデビュー。19試合に登板して3勝1敗5セーブ、防御率2.25、26奪三振を記録した。

2014年はA級デルマーバ・ショアバーズ英語版でプレーし、24試合に登板して1勝3敗4セーブ、防御率3.68、31奪三振を記録した。

2015年はA級デルマーバ、A+級フレデリック・キーズ英語版、AA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、3球団合計で49試合に登板して6勝2敗13セーブ、防御率1.49、46奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ英語版に所属した。

2016年は開幕をAA級ボウイで迎え、40試合に登板して3勝1敗4セーブ、防御率2.72、50奪三振を記録した。7月15日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[2]、17日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは主に左のワンポイントとして起用され、22試合に登板して4ホールド、防御率0.49、12奪三振を記録した。

2017年は開幕ロースターに入り、4月7日にメジャー初勝利を挙げる。この年は51試合に登板、2勝0敗で防御率3.71を記録し、躍進した年になった。

2018年は開幕をAAA級ノーフォークで迎え、シーズン通してほぼマイナーで過ごす。メジャーでの登板は20試合に留まった。

ブルワーズ時代

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2019年3月7日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[3]

その後、4月4日に再びウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[4]。7月31日にDFAとなった。

メッツ時代

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2019年8月3日にウェイバー公示を経てニューヨーク・メッツへ移籍した。9月1日にDFAとなり[5]、5日にマイナー契約で傘下のAAA級シラキュース・チーフスへ配属された[6]。9月14日に再びアクティブ・ロースター入りした[7]。シーズン終了後にFAとなった。

アスレチックス傘下時代

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2020年2月5日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになったが[6]新型コロナウイルスの感染拡大によりマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦に出場することなく、11月2日にFAとなった。

独立リーグ時代

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2021年5月21日にアトランティックリーグガストニア・ハニーハンターズ英語版と契約した[6]。8月2日にアメリカン・アソシエーションウィニペグ・ゴールドアイズにトレード移籍した[8]2022年3月8日に自由契約となった[9]

メキシカンリーグ時代

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2022年4月20日にメキシカンリーグドスラレドス・オウルズと契約した[6]

投球スタイル

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左のサイドスロー投手で、スライダーが売り[10]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2016 BAL 22 0 0 0 0 0 0 0 4 ---- 71 18.1 12 1 6 1 0 12 0 0 1 1 0.49 0.98
2017 51 0 0 0 0 2 0 0 5 1.000 190 43.2 48 5 13 0 4 29 1 1 19 18 3.71 1.40
2018 20 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 99 19.1 31 2 12 0 0 13 0 0 13 12 5.59 2.22
2019 MIL 4 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 26 6.2 4 0 4 1 0 3 0 0 0 0 0.00 1.20
NYM 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 1.0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 0.00
'19計 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 29 7.2 4 0 4 1 0 3 0 0 0 0 0.00 1.04
MLB:4年 93 0 0 0 0 2 0 0 10 1.000 360 81.1 91 8 31 1 4 54 1 1 33 31 3.43 1.50
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績

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投手(P)












2016 BAL 22 1 5 0 1 1.000
2017 51 3 6 0 0 1.000
2018 20 0 6 1 1 .857
2019 MIL 4 0 1 0 0 1.000
NYM 1 0 0 0 0 ----
'19計 5 0 1 0 0 1.000
MLB 98 4 18 1 2 .957
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 58(2016年 - 2017年7月28日)
  • 57(2017年7月29日 - 2018年)
  • 38(2019年 - 同年7月30日)
  • 68(2019年8月4日 - 同年終了)

脚注

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  1. ^ BASEBALL: Seven Lakes grad Hart drafted by Orioles
  2. ^ DAN CONNOLLY Orioles to promote lefty sidearmer Donnie Hart
  3. ^ Steve Adams (2019年3月10日). “Dodgers Claim Donnie Hart, Release Josh Fields” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年3月11日閲覧。
  4. ^ Adam McCalvy (2019年4月4日). “Hart to give Brewers more 'pen depth at Triple-A” (英語). MLB.com. 2019年4月5日閲覧。
  5. ^ George Miller (2019年9月1日). “Mets Activate Brandon Nimmo, Designate Donnie Hart” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月3日閲覧。
  6. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2022年7月16日閲覧。
  7. ^ George Miller (2019年9月14日). “Mets Designate Eric Hanhold For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月15日閲覧。
  8. ^ Steve Schuster (2021年8月5日). “GOLDEYES ACQUIRE FORMER MAJOR LEAGUER HART”. Winnipeg Goldeyes. 2021年8月12日閲覧。
  9. ^ 2022 Transactions”. American Association of Professional Baseball. 2022年3月10日閲覧。
  10. ^ 「2016プレーオフ選手名鑑 ボルティモア・オリオールズ」『隔月刊スラッガー』2016年11月号 日本スポーツ企画出版社 52頁

関連項目

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外部リンク

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