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ドニゴール空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドニゴール空港
Aerfort Dhún na nGall
Donegal Airport
IATA: CFN - ICAO: EIDL
概要
国・地域 アイルランドの旗 アイルランド
所在地 ドニゴール県キャリックフィン
種類 民間
運営者 ドニゴール国際空港株式会社
開港 1986年
ターミナル 1
標高 9 m (30 ft)
座標 北緯55度02分29秒 西経08度20分28秒 / 北緯55.04139度 西経8.34111度 / 55.04139; -8.34111座標: 北緯55度02分29秒 西経08度20分28秒 / 北緯55.04139度 西経8.34111度 / 55.04139; -8.34111
公式サイト donegalairport.ie
地図
ドニゴール空港の位置
ドニゴール空港の位置
CFN/EIDL
ドニゴール空港の位置
ドニゴール空港の位置
CFN/EIDL
ドニゴール空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
03/21 1,496×30 舗装
統計(2017)
旅客数 46,514人
発着回数 1,868回
リスト
空港の一覧
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ドニゴール空港(ドニゴールくうこう、: Aerfort Dhún na nGall: Donegal Airport)は、アイルランドドニゴール県キャリックフィンにある国際空港。空港コードはCFN

概要

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アイルランドドニゴール県北西部、バンベッグ英語版の南西2海里(3.7km)に位置しており[1]ダングロー英語版グウィドーから車で約15分、 レタケニー英語版から45分のところにある。ドニゴール県内では、キャリックフィン空港として広く知られている。運営者は、ドニゴール国際空港株式会社(Aerphort Idirnaisiúnta Dhún na nGall Teo)。

空港データ

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歴史

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20世紀

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1980年代半ばまで、滑走路は芝生だったが、その後一時的な建物のある舗装の滑走路に置き換えられた。同空港は1986年に開港し、アイルランド政府、民間投資家、ドニゴール県評議会、アイルランド国際基金、欧州地域開発基金からの資金と支援を得て開発された。1990年代には、滑走路が1,500m(4,900フィート)に延長され、最新の航行補助装置と設備を備えたターミナルビルが追加された。

2000年代

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2007年2月21日、アイルランド政府は空港に資本金として380万ユーロを提供すると発表した。ダブリンへの国内線はエアーアラン(現在のストバートエア)によって運航が開始された[2]2009年にダブリン経由でコークへの路線を運航し、その後週6便まで減便した。2010年3月をもってこの路線は廃止された[3]2010年2月、エアーアランはグラスゴー・プレストウィック空港への路線を廃止し、グラスゴー国際空港に移転した[4]

2000年代後半から2010年代初頭にかけて、シティジェットフォッカー 50を使用して4月から9月までロッテルダムへの土曜日の季節限定チャーター便を運航した[5]

2010年代

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ダブリン線は2012年から2015年までローガンエアーサーブ 340によって運営されており、航空機と乗務員の補充をするためにグラスゴーを経由していた。エアリンガス・リージョナルとして運営されているストバートエアは、ダブリンへの路線を補助するためにアイルランド政府から公共サービス義務(PSO)の資金を受け取った。2014年に契約が成立し、ATR 42-300(登録番号EI-CBKまたはEI-EHH)を使用し、2015年3月1日に運航を開始した。2018年3月現在、当路線はATR 42-600で運航されている。

ドニゴール空港は、2018年2019年2020年に世界で最も美しい着陸地点として選ばれた[6][7][8]

施設

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ドニゴール空港には、カフェ・バー・キャライグ・フィン&ショップ、観光情報ATM無線LAN、エンタープライズ・レンタカー、タクシーのりば、格納庫、レンタルオフィスがある。

就航航空会社と就航都市

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エアーアラン(現ストバートエア)到着機

2020年9月現在の定期便およびチャーター便は以下の通り[9]

航空会社就航地
アイルランドの旗 エアリンガス・リージョナル ダブリン
イギリスの旗 ローガンエアー グラスゴー

ドニゴール空港はその立地上、強風による運休がしばしば発生する。エアリンガス・リージョナルダブリン線はATR 42-600もしくはATR 72-600で運航され、夜の便が到着後に夜間駐機されるが、翌日に強風による運休の発生が想定される場合、到着後夜間駐機せずにダブリン空港にフェリーされる。翌日になり運航可能と判断された場合、再びダブリン空港からドニゴール空港にフェリーされてから朝の便が運航される。この場合、大幅な遅れが発生することになる。この遅延は、同じ機を使用するダブリン空港 - マン島空港の便にも影響する。

統計

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ドニゴール空港の旅客数
旅客数 前年比
2008 65,539
2009 50,761 減少22.5%
2010 46,825 減少7.8%
2011 38,309 減少18.1%
2012 29,226 減少23.7%
2013 33,768 増加15.5%
2014 35,415 増加4.9%
2015 36,552 増加3.2%
2016 44,156 増加 20.8%
2017 46,514 増加 5.3%
出典:中央統計局[10]

脚注

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  1. ^ EIDL – DONEGAL. 2020年6月4日閲覧。
  2. ^ Dempsey announces PSO contracts for regional air routes”. Breaking News (2008年5月13日). 2020年6月4日閲覧。
  3. ^ Thursday (2009年6月25日). “Aer Arann wings in new routes across Ireland” (英語). www.irishexaminer.com. 2020年6月4日閲覧。
  4. ^ Aer Arann to fly Donegal?Glasgow, drops Prestwick - Defence Notes - Shephard Media”. www.shephardmedia.com. 2020年6月4日閲覧。
  5. ^ Latest News for Discover Bundoran Donegal Ireland”. web.archive.org. Fáilte Ireland (2007年11月6日). 2008年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月4日閲覧。
  6. ^ Donegal Airport named as the world's most beautiful landing spot | Donegal Now”. web.archive.org (2018年4月10日). 2019年5月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月4日閲覧。
  7. ^ Donegal Airport voted most scenic in the world for second year running” (英語). The Irish Times. 2020年6月4日閲覧。
  8. ^ Donegal Airport named as the most scenic airport in the world for the third time” (英語). JOE.ie. 2020年9月21日閲覧。
  9. ^ Timetables - Donegal Airport - Gateway To The North West”. www.donegalairport.ie. 2020年6月4日閲覧。
  10. ^ Aviation Statistics 2016 - CSO - Central Statistics Office” (英語). www.cso.ie. 2020年6月4日閲覧。

外部リンク

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