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ドナタス・モティエユーナス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドナタス・モティエユーナス
Donatas Motiejūnas
バスケットボールリトアニア代表でのモティエユーナス(2023年)
ASモナコ・バスケット  No.28
ポジション C/PF
シュート
基本情報
愛称 D-Mo
リトアニア語 Donatas Motiejūnas
国籍  リトアニア
生年月日 (1990-09-20) 1990年9月20日(34歳)
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 リトアニア・ソビエト社会主義共和国
カウナス郡 カウナス
身長 213cm (7 ft 0 in)
体重 101kg (223 lb)
ウィングスパン 224cm  (7 ft 4 in)
キャリア情報
出身 リトアニアの旗 BCジャルギリス
ドラフト 2011年 20位
経歴
2005-2009リトアニアの旗 ジャルギリス・カウナス
2009-2011イタリアの旗 パラカネストロ・トレヴィーゾ
2011-2012ポーランドの旗 アッセコ・グディニャ
2012-2016アメリカ合衆国の旗 ヒューストン・ロケッツ
2017アメリカ合衆国の旗 ニューオーリンズ・ペリカンズ
2017-2019中華人民共和国の旗 山東高速金星籃球倶楽部
2019アメリカ合衆国の旗 サンアントニオ・スパーズ
2019-2020中華人民共和国の旗 上海久事大鯊魚籃球倶楽部
2020-2021中華人民共和国の旗 新疆広匯飛虎倶楽部
2021-モナコの旗 ASモナコ・バスケット英語版
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ リトアニアの旗 リトアニア 2010-2020

ドナタス・モティエユーナスDonatas MotiejūnasIPA: [dɔˈnaːtɐs moːtʲiəˈjûːnɐs]1990年9月20日 - )は、リトアニアのプロバスケットボール選手ASモナコ・バスケット英語版に所属している。

身長213cmで、ポジションはパワーフォワードセンター

なお、リトアニア語では「モティエユーナス」と発音されるが、日本語メディアにおいては「モティユナス」の表記も用いられる[1]

経歴

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16歳でリトアニアの国内リーグでプロデビュー。その後イタリアでプレーした後2011年のNBAドラフトにエントリーを表明。全体20位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名を受けたが、ドラフト会議開催日の翌日に、ヒューストン・ロケッツとの間で行われたトレードで、交渉権がロケッツに移動。2011-12シーズンはポーランドでプレーし、2012-13シーズンにNBAデビューを果たした。

2016年2月18日、三角トレードでデトロイト・ピストンズに移籍することが決まったが、モティエユーナスのメディカルチェックが不合格に終わり、その4日後、ピストンズがトレードの解除を申し入れたため移籍は実現しなかった。2月27日、ロケッツに復帰。シーズン終了後、制限付きFAとなったものの、ロケッツとの再契約交渉が難航した状態が続き、2016-17シーズンが開幕して以降も再契約には至らず[2]そんな中、モティユエーナスは12月3日にブルックリン・ネッツが提示した4年3700万ドルのオファーシートにサインした[3]が、3日後にロケッツが同額の契約を提示し、一旦残留が決まった[4]ものの、その後のメディカルチェックで再び不備が生じたこともあり、12月15日にロケッツはモティエユーナスと結んだ契約を破棄した[5]。その後2017年1月1日にニューオーリンズ・ペリカンズとの契約合意に至った[6]

2017年8月8日、CBA山東高速金星籃球倶楽部と、1年300万ドルで契約した[7]

2019年4月4日、サンアントニオ・スパーズと契約した[8]

ASモナコ・バスケット(2021-)

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2021年8月18日、ユーロリーグLNBに所属するASモナコ・バスケット英語版との契約が発表された[9]。国内リーグでは24試合に出場し、1試合平均21.3分の出場で、12.4得点、9.4リバウンド、1.3アシスト、プレーオフでは12試合に出場し、1試合平均20.2分の出場で、8.2得点、3.6リバウンド、ユーロリーグでは38試合に出場し、1試合平均19.1分の出場で、9.7得点、4.6リバウンドという成績を残した[10]

2024年7月15日、チームとの契約を2年延長したと発表された[11]

プレースタイル

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213cmのサイズを誇りながら、フローターを楽々決めるなど柔軟なプレーを見せ、ドワイト・ハワードは、「彼は白いアキーム・オラジュワンだ」と表現する。サウスポーだが、右腕からもフローターフックショットを決める。ディフェンスやリバウンドなどでも一定の評価を得ており、今やロケッツの成長株の一人である。

脚注

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  1. ^ 例えば、“ピストンズがロケッツからドナタス・モティユナスとマーカス・ソーントンを獲得”. NBA Japan. (2016年2月19日). http://www.nba.co.jp/nba/pistons-acquired-donatas-motiejunas-and-marcus-thornton-from-rockets/352eqqm8mhg516264p44ksmt5 2017年12月19日閲覧。 “ピストンズ新加入のドナタス・モティユナスとマーカス・ソーントン、トレード手続きが完了せずペリカンズ戦に出場できず”. NBA Japan. (2016年2月22日). http://www.nba.co.jp/nba/pistons-missed-donatas-motiejunas-and-marcus-thornton-due-to-unfinished-trade-process/d5jpeqiyr2801dd027b9e0ej5 2017年12月19日閲覧。 “ロケッツのD・モティユナスが腰の手術で今季残り試合全休”. NBA Japan. (2015年4月10日). http://www.nba.co.jp/nba/d/1hyws9xv37zo21a4d5t8ittsfy 2017年12月19日閲覧。 など。
  2. ^ Rockets pulled off their latest offer to Donatas Motiejunas
  3. ^ Nets sign Donatas Motiejunas to a four-year, $37M offer sheet
  4. ^ Rockets matched Nets' offer for Motiejunas, the player will stay in Houston
  5. ^ Rockets will renounce Motiejunas and he will become an unrestricted free agent
  6. ^ Pelicans to sign Donatas Motiejunas
  7. ^ Donatas Motiejunas reportedly signing a $3 million contract in China with Shandong
  8. ^ SPURS SIGN DONATAS MOTIEJUNAS”. San Antonio Spurs (April 4, 2019). April 5, 2019閲覧。
  9. ^ Monaco plugs in Motiejunas at center”. Euroleaguebasketball.net. 2021年8月18日閲覧。
  10. ^ DONATAS MOTIEJUNAS GAME BY GAME 2021-2022”. Proballers. 2022年6月25日閲覧。
  11. ^ Donatas Motiejunas agrees to new deal with Monaco”. euroleaguebasketball.net. 2024年7月15日閲覧。

外部リンク

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