ドゥグラス・リマ
ドゥグラス・リマ | |
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2012年 | |
本名 |
ドゥグラス・リマ (Douglas Lima) |
生年月日 | 1988年1月5日(36歳)[1] |
出身地 |
ブラジル ゴイアス州ゴイアニア[1] |
通称 |
ザ・フェノム (The Phenom、天才) |
国籍 | ブラジル |
身長 | 185 cm (6 ft 1 in) |
体重 | 77 kg (170 lb) |
階級 | ウェルター級 |
リーチ | 189 cm (74 in) |
スタイル |
ムエタイ ブラジリアン柔術 |
スタンス | オーソドックス |
拠点 |
アメリカ合衆国 ジョージア州アトランタ |
チーム | アメリカン・トップチーム=チーム・リマ |
ランク | ブラジリアン柔術 (黒帯) |
現役期間 | 2013年 - |
総合格闘技記録 | |
試合数 | 44 |
勝利 | 32 |
ノックアウト | 14 |
タップアウト | 12 |
判定 | 6 |
敗戦 | 12 |
ノックアウト | 1 |
タップアウト | 1 |
判定 | 10 |
アマチュアムエタイ記録 | |
試合数 | 21 |
勝利 | 21 |
ノックアウト | 17 |
敗戦 | 0 |
その他 | |
著名な親族 | ディエゴ・リマ (弟) |
総合格闘技記録 - SHERDOG |
ドゥグラス・リマ(Douglas Lima、1988年1月5日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。ゴイアス州ゴイアニア出身。アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ在住。アメリカン・トップチーム=チーム・リマ所属。元Bellator世界ウェルター級王者。Bellator世界ウェルター級ランキング4位。Bellatorウェルター級ワールドグランプリ優勝。ダグラス・リマとも表記される。
来歴
[編集]ムエタイとブラジリアン柔術を学び、2006年にプロ総合格闘技デビュー[2]。
2007年2月9日、ISCF東海岸ウェルター級王座決定戦でマット・ブラウンと対戦し、パンチ連打で2RTKO負け。王座獲得に失敗した。
Bellator
[編集]2011年9月10日、Bellator初参戦となったBellator 49のウェルター級トーナメント1回戦でスティーブ・カールと対戦し、3-0の判定勝ち。10月8日、Bellator 53の準決勝でクリス・ロザーノと対戦し、右ストレートで2RKO勝ち。11月12日、Bellator 57の決勝でベン・ソーンダースと対戦し、右ストレートでダウンを奪いパウンドで2RKO勝ち。トーナメント優勝を果たした[3]。
2012年4月6日、Bellator 64の世界ウェルター級タイトルマッチで王者ベン・アスクレンに挑戦し、グラウンドで圧倒されて0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した。
2013年1月24日、Bellator 86のウェルター級トーナメント1回戦でミハイル・サレフと対戦し、ローキックで2RTKO勝ち。2月21日、Bellator 90の準決勝でブライアン・ベイカーと対戦し、右ストレートで1RKO勝ち。9月20日、Bellator 100の決勝でベン・ソーンダースと再戦し、右ハイキックで2RKO勝ち。2度目の優勝を果たした[4]。
Bellator世界王座獲得
[編集]2014年4月18日、Bellator 117の世界ウェルター級王座決定戦でリック・ホーンと対戦し、右ローキックによるコーナーストップで2RTKO勝ち。王座獲得に成功した[5]。
世界王座陥落
[編集]2015年7月17日、Bellator 140の世界ウェルター級タイトルマッチで挑戦者アンドレイ・コレシュコフと対戦し、0-3の5R判定負け。王座から陥落した。
Bellator世界王座再獲得
[編集]2016年11月10日、Bellator 164の世界ウェルター級タイトルマッチでアンドレイ・コレシュコフと再戦し、左フックでダウンを奪いパウンドで3RKO勝ち。王座獲得に成功し、リベンジを果たした。
2017年6月24日、Bellator NYCの世界ウェルター級タイトルマッチでロレンズ・ラーキンと対戦し、3-0の5R判定勝ち。王座の初防衛に成功した。
世界王座陥落
[編集]2018年1月20日、Bellator 192の世界ウェルター級タイトルマッチで挑戦者ローリー・マクドナルドと対戦。右ローキックでマクドナルドの左脚を腫れ上がらせたものの、0-3の5R判定負け。王座から陥落した。
2018年9月29日、Bellator 206のウェルター級ワールドグランプリ準々決勝でアンドレイ・コレシュコフとラバーマッチを行い、リアネイキドチョークで5R一本勝ち。準決勝へ進出した。
2019年6月14日、Bellator 222のウェルター級ワールドグランプリ準決勝でマイケル・ペイジと対戦。1Rに右ローキックで足を払い、起き上がろうとしたペイジに右アッパーで追撃して失神KO勝ち。決勝進出を果たし、ペイジにキャリア初黒星を付けた。
3度目のBellator世界王座獲得・ウェルター級ワールドグランプリ優勝
[編集]2019年10月26日、Bellator 232のウェルター級ワールドグランプリ決勝として行われたBellator世界ウェルター級タイトルマッチで王者ローリー・マクドナルドと再戦し、3-0の5R判定勝ち。王座獲得に成功し、グランプリ優勝を果たした。
2020年を10月29日、Bellator 250のBellator世界ミドル級王座決定戦で元Bellator世界ミドル級王者ゲガール・ムサシと対戦し、0-3の5R判定負け。ミドル級王座獲得に失敗した。
世界王座陥落
[編集]2021年6月11日、Bellator 260のBellator世界ウェルター級タイトルマッチでウェルター級ランキング1位の挑戦者ヤロスラフ・アモソフと対戦し、0-3の5R判定負け。王座から陥落した。
2021年10月1日、Bellator 267でウェルター級ランキング2位のマイケル・ペイジと再戦し、1-2の判定負け。リベンジを許した。
2022年7月22日、Bellator 283でライト級ランキング4位のジェイソン・ジャクソンと対戦し、0-3の5R判定負け[6]。4連敗となった。
戦績
[編集]プロ総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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45 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
33 勝 | 16 | 10 | 7 | 0 | 0 | 0 |
12 敗 | 1 | 1 | 10 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | アーロン・ジェフリー | 5分3R終了 判定0-3 | Bellator Champions Series 4: Nurmagomedov vs. Shabliy | 2024年9月7日 |
○ | コステロ・ファン・ステーニス | 5分3R終了 判定3-0 | Bellator 296: Mousasi vs. Edwards | 2023年5月12日 |
× | ジェイソン・ジャクソン | 5分5R終了 判定0-3 | Bellator 283: Lima vs. Jackson | 2022年7月22日 |
× | マイケル・ペイジ | 5分3R終了 判定1-2 | Bellator 267: Lima vs. Page 2 | 2021年10月1日 |
× | ヤロスラフ・アモソフ | 5分5R終了 判定0-3 | Bellator 260: Lima vs. Amosov 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2021年6月11日 |
× | ゲガール・ムサシ | 5分5R終了 判定0-3 | Bellator 250: Mousasi vs. Lima 【Bellator世界ミドル級王座決定戦】 |
2020年10月29日 |
○ | ローリー・マクドナルド | 5分5R終了 判定3-0 | Bellator 232: MacDonald vs. Lima 2 【ウェルター級ワールドグランプリ決勝/Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2019年10月26日 |
○ | マイケル・ペイジ | 2R 0:35 KO(右アッパー→パウンド) | Bellator 221: Chandler vs. Pitbull 【ウェルター級ワールドグランプリ準決勝】 |
2019年5月11日 |
○ | アンドレイ・コレシュコフ | 5R 3:04 リアネイキドチョーク | Bellator 206: Mousasi vs. MacDonald 【ウェルター級ワールドグランプリ準々決勝】 |
2018年9月29日 |
× | ローリー・マクドナルド | 5分5R終了 判定0-3 | Bellator 192: Rampage vs. Sonnen 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2018年1月20日 |
○ | ロレンズ・ラーキン | 5分5R終了 判定3-0 | Bellator NYC: Sonnen vs. Silva 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2017年6月24日 |
○ | アンドレイ・コレシュコフ | 3R 1:21 KO(左フック→パウンド) | Bellator 164: Koreshkov vs. Lima 2 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2016年11月10日 |
○ | ポール・デイリー | 5分3R終了 判定3-0 | Bellator 158: London | 2016年7月16日 |
× | アンドレイ・コレシュコフ | 5分5R終了 判定0-3 | Bellator 140: Lima vs. Koreshkov 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2015年7月17日 |
○ | リック・ホーン | 2R 3:19 TKO(コーナーストップ) | Bellator 117 【Bellator世界ウェルター級王座決定戦】 |
2014年4月18日 |
○ | ベン・ソーンダース | 2R 4:33 KO(右ハイキック) | Bellator 100 【ウェルター級トーナメント決勝】 |
2013年9月20日 |
○ | ブライアン・ベイカー | 1R 2:34 KO(右ストレート) | Bellator 90 【ウェルター級トーナメント準決勝】 |
2013年2月21日 |
○ | ミハイル・サレフ | 2R 1:44 TKO(ローキック) | Bellator 86 【ウェルター級トーナメント1回戦】 |
2013年1月24日 |
○ | ジェイコブ・オーティズ | 3R 4:50 TKO(膝蹴り) | Bellator 79 | 2012年11月2日 |
× | ベン・アスクレン | 5分5R終了 判定0-3 | Bellator 64 【Bellator世界ウェルター級タイトルマッチ】 |
2012年4月6日 |
○ | ベン・ソーンダース | 2R 1:21 KO(右ストレート→パウンド) | Bellator 57 【ウェルター級トーナメント決勝】 |
2011年11月12日 |
○ | クリス・ロザーノ | 2R 3:14 KO(右ストレート) | Bellator 53 【ウェルター級トーナメント準決勝】 |
2011年10月8日 |
○ | スティーブ・カール | 5分3R終了 判定3-0 | Bellator 49 【ウェルター級トーナメント1回戦】 |
2011年9月10日 |
○ | テリー・マーティン | 1R 1:14 TKO(パンチ連打) | MFC 29: Conquer 【MFCウェルター級タイトルマッチ】 |
2011年4月8日 |
○ | ジェシー・フアレス | 3R 2:37 腕ひしぎ三角固め | MFC 27: Breaking Point 【MFCウェルター級王座決定戦】 |
2010年11月12日 |
○ | ライアン・フォード | 2R 0:48 腕ひしぎ十字固め | MFC 26: Retribution | 2010年9月10日 |
○ | コルテス・コールマン | 5分3R終了 判定2-1 | SportFight X 1: Beatdown 【ミドル級グランプリ決勝】 |
2010年3月26日 |
○ | クリント・ヘスター | 5分3R終了 判定3-0 | Sin City Fight Club: Redline Grand Prix Round 2 【ミドル級グランプリ準決勝】 |
2009年11月13日 |
○ | エディ・エルナンデス | 1R 2:34 三角絞め | Sin City Fight Club: Redline Grand Prix Opening Round 【ミドル級グランプリ1回戦】 |
2010年9月10日 |
× | エリック・ダールバーグ | 5分3R終了 判定0-3 | Best of the Best | 2009年6月12日 |
× | チャールズ・ブランチャード | 5分3R終了 判定0-3 | KOTC: Invincible | 2009年3月27日 |
○ | ジョセフ・バイズ | 1R 2:30 TKO | Southern Kentucky: Combat League | 2008年8月23日 |
× | ブレント・ウィードマン | 2R 4:39 腕ひしぎ十字固め | AFL: Bulletproof 【AFLウェルター級王座決定戦】 |
2008年5月30日 |
○ | コーディ・センセニー | 1R 2:45 TKO(パンチ連打) | AFL: Erupption | 2008年3月7日 |
○ | エリック・ダビラ | 2R 3:52 腕ひしぎ十字固め | Ring of Fire 31: Undisputed | 2007年12月1日 |
○ | ダニエル・ダグラス | 1R 0:28 リアネイキドチョーク | RMBB & PCF 1: HellRazor | 2007年10月26日 |
○ | カイル・ベイカー | 1R 4:45 腕ひしぎ三角固め | Reign in the Cage | 2007年8月11日 |
○ | エド・ヌーノ | 1R 0:28 ギブアップ(負傷) | XFS 6: Bad Blood | 2007年7月14日 |
○ | ジョシュア・ハンコック | 1R TKO | Evolution: Mayhem in Albany | 2007年3月10日 |
× | マット・ブラウン | 2R 2:50 TKO(パンチ連打) | ISCF: Invasion 【ISCF東海岸ウェルター級王座決定戦】 |
2007年2月9日 |
○ | レイ・ペラレス | 1R 3:07 ギブアップ(パンチ連打) | Xtreme Fight Series 3 | 2006年12月15日 |
○ | ジョン・ネルレルモエ | 1R 1:07 三角絞め | ISCF: Southside Slugfest | 2010年9月10日 |
○ | ネイサン・オスターカンプ | 1R 1:57 リアネイキドチョーク | CFC: Border Warz | 2006年10月14日 |
○ | スティーブ・リントン | 1R ギブアップ | ISCF: Fever Fight Night | 2006年9月22日 |
○ | カルロス・フリオ・モレスティナ | 1R 1:08 KO(パンチ連打) | Wild Bill's Fight Night 3 | 2006年7月14日 |
アマチュア総合格闘技
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | アルバート・ステインベック | 1R 3:03 リアネイキドチョーク | ISCF: Knuckle Up 4 | 2006年4月28日 |
獲得タイトル
[編集]- Redlineミドル級グランプリ 優勝(2010年)
- 第2代MFCウェルター級王座(2010年)
- Bellatorシーズン5 ウェルター級トーナメント 優勝(2011年)
- Bellatorシーズン8 ウェルター級トーナメント 優勝(2013年)
- 第3代Bellator世界ウェルター級王座(2014年)
- 第5代Bellator世界ウェルター級王座(2016年)
- 第7代Bellator世界ウェルター級王座(2019年)
脚注
[編集]- ^ a b ドゥグラス・リマ Bellator MMA公式サイト
- ^ Instructor アメリカン・トップチーム・アトランタ公式サイト
- ^ 【BFC57】右クロス一閃、リマが10万ドルと挑戦権獲得 MMAPLANET 2011年11月13日
- ^ 【Bellator100】シーズン8ウェルター級はリマがハイで制する MMAPLANET 2013年9月21日
- ^ 【Bellator117】ローで戦闘不能、リマが新ウェルター級王者 MMAPLANET 2014年4月19日
- ^ Bellator 283 results: Jason Jackson grinds out Douglas Lima, Usman Nurmagomedov rolls MMA Fighting 2022年7月23日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 ベン・アスクレン |
第3代Bellator世界ウェルター級王者 2014年4月18日 - 2015年7月17日 |
次王者 アンドレイ・コレシュコフ |
前王者 アンドレイ・コレシュコフ |
第5代Bellator世界ウェルター級王者 2016年11月10日 - 2018年1月20日 |
次王者 ローリー・マクドナルド |
前王者 ローリー・マクドナルド |
第7代Bellator世界ウェルター級王者 2020年10月26日 - 2021年6月11日 |
次王者 ヤロスラフ・アモソフ |