トーマス・E・フランクリン
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トーマス・E・フランクリン(Thomas E. Franklin, 1966年 -)は、アメリカ合衆国の写真家。
来歴
[編集]2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件後の世界貿易センタービル近辺で、3人の消防士がアメリカ国旗を掲げる状況を撮影した、「Raising the Flag at Ground Zero(グラウンドゼロでの国旗掲揚)」の撮影者として知られている。
1988年にニューヨーク州立大学パーチェス校を卒業後、ベルゲン・レコード紙の理事会の一員兼記者になる。フランクリンは「Raising the Flag at Ground Zero」を午後5時ごろ、望遠レンズつきのデジタルカメラで撮影した。撮影地点は、ウェストサイド・ハイウェイをまたぎ、世界貿易センタービルと世界金融センタービルをつなぐ歩道橋からである。フランクリンの証言によると、消防士はここから約150ヤード(137メートル)ほどの離れた場所におり、路面からは約20フィート(6メートル)の高さの地点だったという。ここから約100ヤード(91メートル)はなれた地点に倒壊したビルの瓦礫があった。
フランクリンは、この後の撮影もあり、撮影した80枚の写真の記録を削除したが、これらの中には倒壊前の世界貿易センタービルの写真が含まれていたと証言している。
現在、ベルゲン・レコード(ニュージャージー州の地方紙)記者、モントクレア州立大学コミュニケーションメディア学部准教授を務めている[1]。
脚注
[編集]- ^ “Thomas Franklin” (英語). www.montclair.edu. 2021年9月22日閲覧。