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トーマス・フィールド (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

トーマス・アンドルー・ヘミングトム・フィールド(Thomas Andrew Hemming (Tom) Field、1859年 - 1937年)は、ニュージーランド改革党政治家

私生活

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1859年にオーストラリアビクトリア州ロング・ガリーでトーマス・フィールドの息子として生まれた[1][2]。父トーマスは1845年にアイルランドからシドニーに移住した[3]。家族は、1862年にニュージーランドに移住し、ネルソンに定住して[2]、フィールドは1871年から1872年にネルソン・カレッジに通った[4]。ジェシカ・ブラックと結婚し、4人の子供を儲けた。長男A・N・フィールドはジャーナリストである。

1885年にニュージーランドを自転車で横断した最初の一人である[2]

ウィルキンスとフィールド

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ネルソンのウィルキンス・アンド・フィールド・ハードウェアの社長を務めた。同社は元々彼の父が1866年にウエスト・ポートで設立し、1880年にネルソンでW・C・ウィルキンスが加わり、移転したものである[5]

政治

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1907年にネルソン市議会議員に選出され、4年間務めた。1910年に副市長、1911年と1913年までネルソン市長を務めた[2][6]。1911年にトーマス・ペティットを1231票対1047票で打ち破った[7]。1913年には立候補しなかった。

1914年の選挙でハリー・アトモアを打ち破り、ネルソン選出の国会議員となったが、1919年の選挙でアトモアに敗れた[8]

また、ネルソン病院評議会委員、ネルソン商工会議所会頭、ネルソン哲学研究所所長、Cawthron研究所 (Cawthron Institute) 管財人を務めた[2]

参考文献

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  1. ^ Australia, birth index, 1788–1922”. Ancestry.com Operations (2010年). 20 September 2015閲覧。
  2. ^ a b c d e Scholefield, G.H., ed (1940). A Dictionary of New Zealand Biography. 1. Wellington: Department of Internal Affairs. p. 249. http://www.nzhistory.net.nz/files/documents/dnzb-1940/scholefield-dnzb-v1.pdf 20 September 2015閲覧。 
  3. ^ “Commercial, industrial and professional”. Cyclopedia of New Zealand: Nelson, Marlborough & Westland provincial districts. Christchurch: Cyclopedia Company. (1906). p. 97. http://nzetc.victoria.ac.nz//tm/scholarly/tei-Cyc05Cycl-t1-body1-d1-d1-d22.html 20 September 2015閲覧。 
  4. ^ Nelson College Old Boys' Register, 1856–2006, 6th edition
  5. ^ Industrial and Commercial, page 97, The Cyclopedia of New Zealand [Nelson, Marlborough & Westland Provincial Districts], Cyclopedia Company Limited, 1906, Christchurch
  6. ^ Mayors of Nelson”. The Prow. 25 October 2010閲覧。
  7. ^ Page 2 Advertisements Column 4, Colonist, Volume LIII, Issue 13091, 27 April 1911
  8. ^ Wilson, James Oakley (1985) [First ed. published 1913]. New Zealand Parliamentary Record, 1840–1984 (4th ed.). Wellington: V.R. Ward, Govt. Printer. OCLC 154283103 
ニュージーランド議会
先代
ハリー・アトモア
ネルソン選出の国会議員
1914年 - 1919年
次代
ハリー・アトモア
公職
先代
トーマス・ペティット
ネルソン市長
1911年 - 1913年
次代
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