トルクメンバシ湾
表示
トルクメンバシ湾 | |
---|---|
位置 | カスピ海 |
座標 | 北緯39度50分 東経53度10分 / 北緯39.833度 東経53.167度座標: 北緯39度50分 東経53度10分 / 北緯39.833度 東経53.167度 |
主な流入 | ウズボイ川 |
国 | トルクメニスタン |
延長 | 46 km (29 mi) |
最大幅 | 18 km (11 mi) |
トルクメンバシ湾(英語: Türkmenbaşy Gulf, トルクメン語: Türkmenbaşy aýlagy, ロシア語: залив Туркменбашы)は、トルクメニスタン西部にあるカスピ海の湾。トルクメンバシ市の旧名に因みクラスノボツク湾(英語: Krasnovodsk Gulf, ロシア語: залив Красноводск)とも言う[1]。
概要
[編集]カスピ海の東側、北のトルクメンバシ半島と南のチェレケン半島に挟まれた部分である。
湾内にはカスピカイアザラシ、ロシアチョウザメなどの動物が生息しており、マミジロゲリ、カオジロオタテガモ、カリガネなどの多くの水鳥が越冬のために訪れる。1968年にハザール州立自然保護区の一部となり、2008年には「トルクメンバシ湾(Turkmenbashy Bay)」としてラムサール条約に登録された[2]。
歴史
[編集]1719年から1727年にかけてカスピ海を探検したフョードル・イワノビッチ・ソイモノフによって初めて正確な地図が作成された。トルクメンバシ湾は、当時の地図にはバルカン湾(Balkan Gulf)やバルチャン湾(Balchan Gulf)として記載されており、非常に深いと考えられていた。
脚注
[編集]- ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). . Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 5 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 453–455.
- ^ “Turkmenbashy Bay”. Ramsar Convention Sites Information Service. 2021年10月1日閲覧。