トリ・リスマハリニ
トリ・リスマハリニ Tri Rismaharini | |
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生年月日 | 1961年11月20日(63歳) |
出生地 | インドネシア、東ジャワ州、クディリ |
出身校 | セプル・ノーペンバー工科大学 |
現職 | 政治家 |
所属政党 | 闘争民主党 |
配偶者 | ジョコ・サプトアジ |
在任期間 | 2020年12月23日 - 2024年9月6日 |
大統領 | ジョコ・ウィドド |
スラバヤ市長 | |
在任期間 | 2010年9月28日 - 2020年12月23日 |
トリ・リスマハリニ(インドネシア語: Tri Rismaharini、1961年11月20日 - )は、インドネシアの政治家。同国第31代社会問題大臣、スラバヤ市長を務めた。
経歴
[編集]インドネシア、東ジャワ州、クディリにて誕生する。スラバヤのセプル・ノーペンバー工科大学で建築学学士号、都市開発マネジメント修士号を取得。2015年にセプル・ノーペンバー工科大学より博士号を授与される[1]。
リスマハリニはスラバヤ市長に選出される前、スラバヤ市役所の公務員として20年以上勤務し、スラバヤのプログラム管理課の課長、後にスラバヤの景観・清掃課の課長にまで上り詰めた。リスマハリニの在任中、スラバヤは墓地などのオープンスペースを拡大し、吸水エリアとして機能するようにした。また、幹線道路沿いに緑の車線を増やし、市有林を造成した。
リスマハリニの政策が洪水の深刻さと期間を減少させたと評価され、洪水に見舞われやすいジャカルタでは、リスマハリニの政策を見習うべきだという声が上がっている。
リスマハリニは地方公務員事務所を突然訪問し、役人たちが国民に対して「罪を犯している」と非難し、そのパフォーマンスの低さや非効率さを批判して人気を博した[2]。
2020年12月23日にリスマハリニは、収賄容疑で逮捕されたジュリアリ・バトゥバラの後任として、ジョコ・ウィドド大統領内閣の社会問題大臣に任命された。就任当日に発表された彼女の最初の役割は、インドネシア国内で新型コロナウイルス感染症が大流行したため、データ管理のパフォーマンスと社会扶助の提供システムを刷新し、物理的な現金支給からより透明性の高い銀行送金へと、扶助分配システムを改革することだった[3]。
2024年9月6日に、東ジャワ州知事選挙に立候補するため、社会問題大臣を辞任した。
脚注
[編集]- ^ Harsaputra, Indra (March 5, 2015). “Risma awarded honorary doctorate”. The Jakarta Post. オリジナルの19 March 2016時点におけるアーカイブ。 28 December 2020閲覧。
- ^ Michael Hatherell (29 April 2019). Political Representation in Indonesia: The Emergence of the Innovative Technocrats. Taylor & Francis. pp. 90–. ISBN 978-1-351-06320-3. オリジナルの3 September 2021時点におけるアーカイブ。 14 February 2020閲覧。
- ^ “Gebrakan Risma: Siasati Bansos Via Transfer, Tak Lagi Tunai” (インドネシア語). CNN Indonesia. (23 December 2020). オリジナルの23 December 2020時点におけるアーカイブ。 23 December 2020閲覧。