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トリプティコン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トリプティコン
Triptykon
ドイツ・ヴァッケン公演 (2016年8月)
基本情報
出身地 スイスの旗 スイス
チューリヒ州チューリッヒ
ジャンル ドゥームメタル
ブラックメタル
デスメタル
ゴシックメタル
アヴァンギャルドメタル
活動期間 2008年 - 現在
レーベル Prowling Death Records
センチュリー・メディア・レコード
共同作業者 Hellhammer
セルティック・フロスト
公式サイト triptykon.net
メンバー トム・G・フィッシャー (Vo/G)
V・サンチューラ (G)
ヴァンヤ・スレー (B)
ハネス・グロスマン (Ds)
旧メンバー ノルマン・ロンハルト (Ds)
リード・セント マーク (Ds)

トリプティコン (Triptykon) は、スイス出身のエクストリーム・メタルバンド

同国の代表的メタルバンド「セルティック・フロスト」の中心メンバーだったトム・G・フィッシャーが、同バンドのスタイルを受け継いだグループ。

概要・略歴

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創設者トム・G・フィッシャー (2011年)

[1]2007年スイスエクストリーム・メタルバンドセルティック・フロスト」の中心メンバー トム・G・ウォリアー(トム・ガブリエル・フィッシャー)が、友人の女性プレイヤー ヴァンヤ・スレーとサイド・プロジェクトを発足させ、これがバンド形態に発展。

2008年、トムはプロジェクトに本腰を入れるため「セルティック・フロスト」を脱退。新バンドに「トリプティコン (Triptykon) 」と名付けて、再スタートを切った。

同年春以降、V・サンチューラ(G)とノルマン・ロンハルド(Ds)が加入して陣容が固まり、ライブ活動を開始。自主レーベル「Prowling Death Records」を設立して、2010年に1stアルバム『Eparistera Daimones』でデビュー[2]。同年には早くも初来日公演を果たす[3]

同秋にEP「Shatter」もリリースし[4]、この年トムは英Metal Hammer誌主催「Golden Gods Awards」で受賞する栄誉も受けた。

2014年、2ndアルバム『Melana Chasmata』をリリース。

2017年、ノルマン・ロンハルトが離脱し、翌2018年に新ドラマー ハネス・グロスマンが加入。

スタイル

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トム・G・フィッシャーが在籍していた再結成「セルティック・フロスト」末期頃のスタイルを継承し、非常に重いドゥーミーなサウンドを主体としている。バンド名「トリプティコン」も、トムがこれまでのキャリアで興した「ヘルハマー」「セルティック・フロスト」に続く第3のグループという意味を含んでいる。

アルバムジャケットのカヴァーデザインも、セルティック・フロスト時代からの友人である芸術家 H・R・ギーガーが担当した[5]

メンバー

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※2018年時点

現ラインナップ

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  • トム・ガブリエル・フィッシャー (Thomas Gabriel Fischer) - ボーカル/リズムギター (2008– ) 別名トム・G・ウォリアー
  • V・サンチューラ (V. Santura) - リードギター (2008– )
  • ヴァンヤ・スレー (Vanja Slajh) - ベース (2008– ) 女性プレイヤー
  • ハネス・グロスマン (Hannes Grossmann) - ドラムス (2018– )

旧メンバー

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  • リード・セント マーク (Reed St. Mark) - ドラムス (2008)
  • ノルマン・ロンハルト (Norman Lonhard) - ドラムス (2008–2017)

ディスコグラフィ

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アルバム

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EP

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ライブ・アルバム

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  • Requiem (Live at Roadburn 2019) (2020)

脚注

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  1. ^ TRIPTYKONプロフィール”. ビクターエンタテインメント. 2017年12月2日閲覧。
  2. ^ トリプティコン、峻烈なH.R.ギーガーのジャケットでCDリリース”. BARKS (2010年3月15日). 2017年12月2日閲覧。
  3. ^ NILE、TRIPTYKON、OBSCURA出演!〈EXTREME the DOJO Vol.25〉開催!”. CDjournal (2010年3月12日). 2017年12月2日閲覧。
  4. ^ TRIPTYKON、ニューEPをリリース!”. CDjournal (2010年8月11日). 2017年12月2日閲覧。
  5. ^ H・R・ギーガーをニコラ・フォルミケッティや資生堂アーティストが追悼”. FASHION HEADLINE (2014年5月14日). 2017年12月2日閲覧。

外部リンク

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