トリッピン・ライヴ
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『トリッピン・ライヴ』 | ||||
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ドクター・ジョン の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1996年1月7日 - 14日 ロンドン ロニー・スコッツ[1] | |||
ジャンル | R&B、ブルース、ファンク | |||
時間 | ||||
レーベル |
Surefire Records/Wind-Up イーグル・レコード | |||
プロデュース |
マック・レベナック チャック・ヴィンセント | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ドクター・ジョン アルバム 年表 | ||||
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『トリッピン・ライヴ』(Trippin' Live)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ドクター・ジョンが1997年に発表した、本人公認の作品としてはキャリア初のライブ・アルバム[2][3][注釈 1]。
背景
[編集]1996年1月のロンドン公演の模様が収録され、「24・アワーズ・ア・デイ、365・ア・イアー」にはジュールス・ホランドがゲスト参加している[1]。ドクター・ジョンは『ピープル』誌のインタビューにおいて、ライブ・アルバムの発表は長年の目標だったとコメントし「スタジオ・ミュージシャンは四方の壁に向けて演奏するもので、私は人生の大半でそうしてきた。人々に向けて演奏する時は違う。人々を踊らせて、尻を振らせるのさ」と語っている[2]。
評価
[編集]グラミー賞では最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞にノミネートされた[4]。また、ニューオーリンズの音楽雑誌『オフビート』によって1997年の最優秀R&B/ソウル・アルバムに選出された[5]。
Brian Beattyはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「バンドの演奏は優れており、どの曲もタイトで正確に読み取られているが、彼らの演奏は些か硬すぎる時が多いと批判されるかもしれない」と評している[3]。
収録曲
[編集]- ティピティーナ - "Tipitina" (Roy Byrd, Cosimo Matassa) - 6:29
- アルバム『ガンボ』(1972年)より。
- ワイルド・ハニー - "Wild Honey" (Mac Rebennack, Robert Guidry Jr.) - 4:24
- アルバム『シティ・ライツ』(1978年)より。
- ディドント・ヒー・ランブル - "Didn't He Ramble" (Hattie Bolton) - 4:49
- アルバム『ゴーイン・バック・トゥ・ニューオーリンズ』(1992年)より。
- サッチ・ア・ナイト - "Such a Night" (M. Rebennack) - 7:23
- アルバム『イン・ザ・ライト・プレイス』(1973年)より。
- レネゲイド - "Renegade" (M. Rebennack, Gerry Goffin) - 7:51
- アルバム『タンゴ・パレス』(1979年)より。
- キン・フォーク - "Kin Folk" (James Wayne) - 5:36
- 本作に初収録のカヴァー曲。
- ライト・プレイス・ロング・タイム - "Right Place Wrong Time" (M. Rebennack) - 4:33
- アルバム『イン・ザ・ライト・プレイス』(1973年)より。
- マイ・バディ - "My Buddy" (Gus Kahn, Walter Donaldson) - 4:01
- アルバム『イン・ア・センチメンタル・ムード』(1989年)より。
- メドレー:ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド〜マイ・インディアン・レッド〜マルディ・グラ・デイ〜アイ・シャル・ノット・ビー・ムーヴド - "Medley: Down By the Riverside/My Indian Red/Mardi Gras Day/I Shall Not Be Moved" (Traditional / Traditional / Mac Rebennack / Traditional) - 9:02
- オリジナル曲「マルディ・グラ・デイ」はアルバム『レメディーズ』(1970年)より。
- 24・アワーズ・ア・デイ、365・ア・イアー - "24 Hours a Day, 365 a Year" (Henry Glover, Rudolph Toombs) - 6:42
- 本作に初収録のカヴァー曲。
- グッドナイト・アイリーン - "Goodnight Irene" (John Lomax, H. Ledbetter) - 9:34
- アルバム『ゴーイン・バック・トゥ・ニューオーリンズ』(1992年)より。
参加ミュージシャン
[編集]- ドクター・ジョン - ボーカル、ピアノ
- ボビー・ブルーム - ギター、バックグラウンド・ボーカル
- デヴィッド・バラード - ベース、バックグラウンド・ボーカル
- ハーマン・アーネスト - ドラムス、バックグラウンド・ボーカル
- チーフ・スマイリー・リックス - パーカッション、バックグラウンド・ボーカル
- アルヴィン・"レッド"・タイラー - テナー・サクソフォーン
- ロニー・キューバー - バリトン・サクソフォーン
- チャーリー・ミラー - トランペット、フリューゲルホルン
- ジュールス・ホランド - ピアノ(on #10)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1975年のアルバム『Hollywood Be Thy Name』は、完全なライブ・アルバムではなくスタジオ録音の3曲も含まれている。
出典
[編集]- ^ a b Dr John* - Trippin' Live (CD, Album) at Discogs
- ^ a b “Picks and Pans Review: Talking With…”. People. Time Inc. (1997年9月29日). 2015年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月3日閲覧。
- ^ a b Beatty, Brian. “Trippin' Live - Dr. John”. AllMusic. 2016年2月23日閲覧。
- ^ Moon, Tom (1998年1月7日). “Grammys: A Familiar Face, A Few Surprises Babyface Leads In Nomination For A Second Year”. Philly.com. 2016年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月21日閲覧。
- ^ “Best of the Beat Awards Winners: Complete List”. Offbeat Magazine. 2016年2月23日閲覧。