トリガー戦略
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トリガー戦略 (とりがーせんりゃく、英: Trigger strategy)とは、ゲーム理論においては、非協力ゲームの繰り返しにおいて採用される戦略の一種である。トリガー戦略を用いるプレイヤーは、最初は協力するが、あるレベルの裏切り(=トリガー)が観測された場合、相手を罰するというものである。
トリガー戦略の違いにより、罰のレベルやトリガーの感度が異なる。
具体的な戦略例
[編集]- しっぺ返し戦略 (最初協力し、その後相手が前に選択した選択肢と同じ選択をする。相手が以前は協力的であった場合、エージェントは協力的である。そうでない場合、エージェントはそうではない)
脚注
[編集]参考文献
- Textbooks and general reference texts
- Vives, X. (1999) Oligopoly pricing, MIT Press, Cambridge MA (readable; suitable for advanced undergraduates.)
- Tirole, J. (1988) The Theory of Industrial Organization, MIT Press, Cambridge MA (An organized introduction to industrial organization)
- Classical paper on this subject
- Friedman, J. (1971). A non-cooperative equilibrium for supergames, Review of Economic Studies 38, 1–12. (The first formal proof of the Folk theorem (game theory)).