トランスコンテナ
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種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | MCX: TRCN |
業種 | 運輸業 |
設立 | 2006年 |
創業者 | ロシア鉄道 |
本社 | 、 |
主要人物 | 社長:アレキサンドロス・イシュリンス(Aleksandrs Isurins[1]) |
製品 | 海上コンテナ輸送 |
売上高 | 45,519百万ルーブル[2] (2020年) |
利益 | 6,039百万ルーブル[2] (2020年) |
ウェブサイト |
trcont |
トランスコンテナ(TransContainer)は、ロシアのモスクワに本拠を置く鉄道貨物輸送を行う企業。2006年、ロシア鉄道の子会社として設立された[1]。
主に貨物列車を用いた海上コンテナの輸送を行っており、年間取扱量は1,105千TEUに達する。ロシア全体の約60パーセントにあたる長物車を所有し、ロシアにおける鉄道コンテナ輸送市場の52パーセント、コンテナターミナル市場の32パーセントを占め、ロシア最大の鉄道貨物事業者となる。また、トランスコンテナは60,000個のISOコンテナを所有し、ロシア国内の46か所にコンテナターミナル駅を所有する。
このほか、スロバキアとウクライナの国境地域でドブラコンテナターミナルを運営しており、2011年にカザフスタンの鉄道貨物輸送事業を行うケデントランスサービス(Kedentransservice)の株式67パーセントを6,800万ドルで取得したことでしたことで運営するコンテナターミナル駅の半数をトランスコンテナが管理している。
2019年にトランスコンテナ株式の50パーセントプラス2株の公開入札が行われ、セルゲイ・シシュカレフが所有する運輸企業デロ・グループ(Delo Group)が603億ルーブルで落札しており[3]、2020年8月にトランスコンテナ全株式を保有したことでデロ・グループの傘下企業となっている[4]。
2020年11月、欧州向け貨物の開拓を行うため東京に事務所を開設した[5]。
脚注
[編集]- ^ a b “History”. TransContainer. 2021年4月22日閲覧。
- ^ a b “Half-year Report” (PDF). TransContainer. 2021年4月22日閲覧。
- ^ “Контейнеры пошли в «Дело»”. Коммерсант (2019年11月28日). 2021年4月22日閲覧。
- ^ “Группа "Дело" консолидировала 100% акций "Трансконтейнера"”. ТАСС (2020年8月13日). 2021年4月22日閲覧。
- ^ “露トランスコンテナ、欧向け鉄道で日本顧客開拓。駐在事務所で対応強化”. 日本海事新聞 電子版 (2020年11月18日). 2021年4月22日閲覧。