トラバントnT
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トラバントnT | |
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トラバントnT | |
ボディ | |
ボディタイプ | 3ドアハッチバック |
駆動方式 |
前輪駆動 (電気式前輪駆動方式) |
パワートレイン | |
モーター | 47 kWの誘導電動機 |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2450mm |
全長 | 3950mm |
全幅 | 1690mm |
全高 | 1500mm |
車両重量 | 1050kg |
その他 | |
動力用電池 | リチウムイオン充電池 |
トラバントnTは2009年にドイツのフランクフルトモーターショーで公開された電気自動車のコンセプトカー。かつてのドイツ民主共和国(東ドイツ)で生産されていた乗用車であるトラバントをモチーフとして企画された。
概要
[編集]車名のnTは「ニュー・トラビ」の略で2007年にトラバントの50周年を記念して模型自動車メーカーのヘルパ・ミニチュアモデッレで縮尺1/10で新型のトラバントの模型を製作することになり、同年のフランクフルトモーターショーで模型が展示され、2009年のフランクフルトモーターショーでコンセプトカーが展示された[1]。車体は旧型のトラバントをモチーフにした3ドアハッチバックで、車体の色は水色で丸型ヘッドランプや縦長テールランプを備え、屋根には120W出力の太陽電池パネルが装着され、蓄電池の充電を補助する仕様だった[1]。トラバントnTコンソーシアムが設立され、投資家を募って量産化が検討されたものの、十分な資金が集まらず量産には至らなかった。
諸元
[編集]- 全長 3950mm
- 全幅 1690mm
- 全高 1500mm
- ホイール ベース 2450mm
- 重量 1050kg
- 最高速度は130㎞/時
- 走行距離は160㎞
- 積載量400㎏
出典
[編集]- ^ a b “フランクフルトモーターショー09】旧東ドイツの象徴、トラバント が復活”. response.jp (2009年9月17日). 2020年9月26日閲覧。
ギャラリー
[編集]-
斜め側面から見たnT -
後方から見たnT