トヨムラ
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-12-2 |
設立 | 1956年4月25日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 8010001024709 |
事業内容 |
半導体・電子部品の販売 アマチュア無線専門店のフランチャイズ事業 コンテンツ流通事業 |
代表者 | 代表取締役社長 法月英二 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | グループ合計100人 |
決算期 | 3月31日 |
外部リンク | https://www.toyomura.co.jp/ |
特記事項:上記は2018年4月1日現在 |
株式会社トヨムラは、東京都千代田区に本社を置く半導体・電子部品の卸売などを行う企業である。
概要
[編集]長らくアマチュア無線の専門店として『CQ ham radio』誌の巻末の広告で知られていたが、2021年(令和3年)から掲載を取り止めた。
オリジナルパーツのエアーダックスコイル、東光(現・埼玉村田製作所)のコイルやケンプロ工業の周辺機器の販売代理店、1960年代前半は、アマチュア無線機のメーカーでもあった。
1957年(昭和32年)に初の店舗を秋葉原の東京ラジオデパートに出店。 以後、栃木県宇都宮市、埼玉県上尾市、千葉県習志野市、神奈川県横浜市、相模原市、愛知県名古屋市など最盛期には10店舗ほどがあった。 1987年(昭和62年)には亜土電子工業(後のCSKエレクトロニクス、現MAGねっとホールディングス)が資本参加し「T-ZONE」の商標を使用開始した。
しかし、2000年(平成12年)までに店舗は埼玉県北足立郡伊奈町、群馬県太田市、静岡市駿河区を残し閉店し、T-ZONEの商標はCSKエレクトロニクスに譲渡した。 残った3店舗はフランチャイズであって直営店ではない。
2021年(令和3年)には、伊奈店が閉店[1]した。
一方、半導体及び電子部品の販売については、1993年(平成5年)にコンポーネント営業本部を開設し、香港に現地法人を設立した。 以後、台湾、韓国にも現地法人を設立。インドや中国にも販路を広げている。
無線機一覧
[編集]無線機MUSEUM[2]による。
型名 | 種別 | 周波数、電波型式、空中線電力 | 発売年 |
---|---|---|---|
TSR-6A | トランシーバー | 50Mc、AM、1W | 1960年 |
TEC-6 | 送信機 | 50Mc、AM/CW、10W | 1961年 |
TEC-2 | 送信機 | 144Mc、AM/CW、10W | 1961年 |
QRP-90 | 送信機 | 3.5-30Mc、AM/CW、90W | 1962年 |
QRP-90B | トランシーバー | 50Mc、FM、10W | 1965年 |
QRP-Twenty | 送信機 | 3.5-30Mc、AM/CW、10W | 1965年 |
注 当時の周波数の単位はc(サイクル) |
沿革
[編集]- 1956年 - トヨムラ電気商会として創業
- 1957年 - 秋葉原の東京ラジオデパートに出店
- 1960年 - 法人組織に改組し、株式会社トヨムラ電気商会を設立
- 1967年 - 株式会社トヨムラに社名を変更
- 1987年 - 「T-ZONE」の商標を使用開始
- 1993年
- コンポーネント営業本部を開設
- 香港に現地法人を設立
- 1994年 - 本社を現在地に移転
- 1998年 - 台湾に現地法人を設立
- 2000年 - 「T-ZONE」の商標を株式会社CSK・エレクトロニクスに譲渡
- 2010年 - 韓国に現地法人を設立
- 2016年 - 株式会社サイデンがグループ入り
- 2017年 - 資本金を1億円に増資
- 2019年 - サイデンを吸収合併
脚注
[編集]- ^ トヨムラドットコム - ウェイバックマシン(2021年11月30日アーカイブ分) 「トヨムラ無線パークが、2021年7月31日閉店。インターネット通販のトヨムラドットコムも同時に閉鎖。」
- ^ 無線機MUSEUM JA1SWL