トヨタ・FT-EV
表示
FT-EVは、トヨタ自動車が発表した小型電気自動車のコンセプトカー。名称は「Future Toyota-Electric Vehicle」を意味する。iQをベースとしている。
FT-EV
[編集]トヨタ・FT-EV | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2009年 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアハッチバック |
FT-EVは、2009年1月に北米国際オートショーにて発表された。リチウムイオン二次電池を搭載し、航続距離は約80kmとされる。乗車定員は4人。[1]
FT-EV II
[編集]トヨタ・FT-EV II | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2009年 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアハッチバック |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
変速機 | なし |
車両寸法 | |
ホイールベース | 1,900mm |
全長 | 2,730mm |
全幅 | 1,680mm |
全高 | 1,490mm |
FT-EV IIは、2009年10月に第41回東京モーターショーにて公開された。
100V・200Vの一般家庭のコンセントからも充電が可能で、200Vならば、7.5時間程度で満充電となる。最高速度は100km/hで、最高航続距離は90kmを記録している。[2]
リチウムイオン電池を床下に搭載したことで無駄なスペースがなくなり、小さな外寸に似合わず、室内は広い。
インテリアでは、最小限の要素のみでまとめられたインストゥルメントパネルや、スイッチ類までにいたる三角形の反復パターンが目を引くが、ともに見た目のみではなく、機能と使い勝手を高める役割を持つ。シートのクッションには、体圧を分散するジェル素材を採用しており、三角形のパッドは、体圧分布の適正化に効果がある。
エクステリアは、未来的な印象を抱かれやすい電気自動車のイメージではなく、あえてレトロな意匠とされている。
FT-EV III
[編集]トヨタ・FT-EV III | |
---|---|
概要 | |
販売期間 | 2011年 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 3ドアハッチバック |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,000mm |
全長 | 3,110mm |
全幅 | 1,680mm |
全高 | 1,500mm |
FT-EV IIIは2011年の東京モーターショーで公開された。リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は105kmで、[3]2012年の市場導入を想定している。[4]航続距離を伸ばして長距離移動を可能にするのではなく、近距離移動に特化したモデルとなる。[5]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ https://wired.jp/2009/01/14/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%80%81%E5%B0%8F%E5%9E%8Bev%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88%E3%80%8Eft-ev%E3%80%8F%E3%82%92%E5%8C%97%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A/
- ^ “TOYOTA、東京モーターショーに 小型FRスポーツ、プラグインハイブリッド車、都市型EVの 新たなコンセプトカーを出展”. トヨタ自動車 (2009年10月6日). 2011年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
- ^ https://response.jp/article/2011/11/15/165482.html
- ^ https://www.itmedia.co.jp/style/articles/1111/15/news089_2.html
- ^ https://openers.jp/car/car_motor-show/13035