トマス・ライダー (庶民院議員)
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トマス・ライダー(英語: Thomas Ryder、1731年頃 – 1812年11月2日)は、イギリスの庶民院議員。王座裁判所主席裁判官ダドリー・ライダーは異母兄にあたる。
生涯
[編集]リチャード・ライダー(Richard Ryder)とアン・ロマックス(Anne Lomax、トマス・ロマックスの娘)の息子として[1]、1731年頃にロンドンで生まれた。1749年11月20日にリンカーン法曹院に入学、1751年10月8日にケンブリッジ大学クレア・カレッジに入学した後、1757年に弁護士資格免許を取得した[2]。
1755年にティヴァートン選挙区選出の庶民院議員第4代準男爵サー・ウィリアム・ヨングが死去すると、与党の支持を受けてライダー家の候補が当選する運びとなったが(トマスの兄ダドリーは与党の支持を受けてティヴァートン選挙区での影響力を増やした)[3]、本命のナサニエル・ライダーが未成年だったためトマスが穴埋めとして出馬、当選を果たした[1]。翌年にナサニエルが成人すると、トマスは辞任して議席をナサニエルに譲った[3]。
1812年11月2日にハートフォードシャーのボヴィンドンで死去、同地で埋葬された[2]。生涯未婚だった[1]。
出典
[編集]- ^ a b c Brooke, John (1964). "RYDER, Thomas (c.1731-1812), of Bovingdon, Herts.". In Namier, Sir Lewis; Brooke, John (eds.). The House of Commons 1754-1790 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年12月7日閲覧。
- ^ a b "Thomas RYDER (RDR751T)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
- ^ a b Brooke, John (1964). "Tiverton". In Namier, Sir Lewis; Brooke, John (eds.). The House of Commons 1754-1790 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年12月7日閲覧。
グレートブリテン議会 | ||
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先代 サー・ウィリアム・ヨング準男爵 ヘンリー・ペラム |
庶民院議員(ティヴァートン選挙区選出) 1755年 – 1756年 同職:ヘンリー・ペラム |
次代 ナサニエル・ライダー ヘンリー・ペラム |