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トマス・テリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トマス・テリス
Tomás Telis
ミネソタ・ツインズ (マイナー)
テキサス・レンジャーズ時代
(2014年8月30日)
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 アンソアテギ州エル・ティグレ英語版
生年月日 (1991-06-18) 1991年6月18日(33歳)
身長
体重
5' 8" =約172.7 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 2007年 アマチュアFA
初出場 2014年8月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

トマス・テリスTomás Telis, 1991年6月18日 - )は、ベネズエラアンソアテギ州エル・ティグレ英語版出身のプロ野球選手捕手一塁手)。右投両打。MLBミネソタ・ツインズ傘下所属。

経歴

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プロ入りとレンジャーズ時代

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2007年7月2日にアマチュア・フリーエージェントでテキサス・レンジャーズと契約してプロ入り。

2008年、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レンジャーズ1でプロデビュー。62試合に出場して打率.299、1本塁打、36打点、10盗塁を記録した。

2009年はまずルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプレーし、46試合に出場して打率.322、2本塁打、28打点、8盗塁を記録した。8月にA-級スポケーン・インディアンス英語版へ昇格し、7試合に出場して打率.400、2本塁打、2打点を記録した。

2010年はルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプレーし、37試合に出場して打率.326、2本塁打、35打点、4盗塁を記録した。

2011年はA級ヒッコリー・クロウダッズでプレーし、115試合に出場して打率.297、11本塁打、69打点、12盗塁を記録した。

2012年はA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、117試合に出場して打率.247、4本塁打、43打点、9盗塁を記録した。

2013年はAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、91試合に出場して打率.264、4本塁打、43打点、8盗塁を記録した。6月にはテキサスリーグのオールスターゲームに選出された[1]

2014年はAA級フリスコで開幕を迎え、70試合に出場。打率.303、2本塁打、33打点、7盗塁と活躍し、2年連続でテキサスリーグのオールスターゲームに選出された[2]。7月にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ昇格。AAA級ラウンドロックでも36試合の出場で打率.345、3本塁打、17打点、1盗塁と好調を維持し、8月25日にレンジャーズとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。「8番・捕手」として先発起用され、4打数1安打1三振だった[4]。昇格前にジオバニー・ソトクリス・ジメネスの両捕手が移籍したこともあり、ロビンソン・チリノスに次ぐ2番手捕手として起用され、この年メジャーでは18試合に出場して打率.250、8打点を記録した。

マーリンズ時代

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2015年7月31日にサム・ダイソンとのトレードで、コディ・イギー英語版と共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[5]。マーリンズでは17試合に出場したが、打率.148に終わった。守備面では7試合で無失策DRS + 1という内容だった。レンジャーズとの合算では、23試合の出場で打率.158、2打点だった。

2016年は10試合の出場ながら打率.308、メジャー初本塁打を記録するなど、打撃面で一定の数字を記録した。捕手としての守備は3試合だけで、無失策でDRS - 1だった。マイナーではAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズに所属し、91試合に出場。打率.310、6本塁打、45打点、4盗塁と巧打者ぶりを発揮した。守備面では、捕手としてのほか25試合で一塁手も守った。

2017年は48試合に出場して打率.240、9打点を記録した。

2018年4月28日にDFAとなり[6]、マイナー契約でAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークス[7]へ配属された。オフの11月2日にFAとなった[8]

ツインズ傘下時代

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2019年1月10日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[9]。シーズンでは傘下のAAA級ロチェスター・レッドウイングスでプレーし、82試合に出場して打率.330、8本塁打、46打点を記録した。オフにFAとなったが、11月6日にマイナー契約で再契約した[8]

2020年新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーへの昇格もなかったため、公式戦の出場は無かった。

2021年4月21日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[10]。だが、出場機会は無く、4月23日にマイナー契約となって代替トレーニング地へ配属された[11]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2014 TEX 18 71 68 7 17 2 0 0 19 8 0 0 1 0 1 0 1 10 2 .250 .271 .279 .551
2015 6 12 11 1 2 0 0 0 2 2 0 0 0 0 0 0 1 1 0 .182 .250 .182 .432
MIA 17 29 27 1 4 0 0 0 4 0 0 0 0 0 1 1 1 3 2 .148 .207 .148 .355
'15計 23 41 38 2 6 0 0 0 6 2 0 0 0 0 1 1 2 4 2 .158 .220 .158 .377
2016 10 13 13 1 4 0 0 1 7 4 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .308 .308 .538 .846
2017 48 111 104 13 25 5 3 0 36 9 0 0 0 1 3 0 3 10 1 .240 .279 .346 .625
2018 23 31 29 2 6 1 0 0 7 1 0 0 0 0 2 0 0 8 1 .207 .258 .241 .499
MLB:5年 122 267 252 25 58 8 3 1 75 24 0 0 1 1 7 1 6 34 6 .230 .267 .298 .564
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

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  • 6(2014年 - 2015年途中)
  • 11(2015年途中 - 同年終了)
  • 18(2016年 - 2018年)

脚注

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  1. ^ John Parker (June 11, 2013). “Texas League reveals All-Star rosters” (英語). MiLB.com. January 7, 2015閲覧。
  2. ^ Sam Dykstra (June 9, 2014). “Tulsa pitching trio heads Texas All-Stars” (英語). MiLB.com. January 7, 2015閲覧。
  3. ^ Choo done for season; Rangers call up outfielder Choice” (英語). MLB.com (August 26, 2014). January 7, 2015閲覧。
  4. ^ Scores for Aug 25, 2014” (英語). ESPN (August 25, 2014). January 7, 2015閲覧。
  5. ^ Reliever Sam Dyson sent to Rangers by Marlins” (英語). USA Today (2015年7月31日). 2015年8月6日閲覧。
  6. ^ Joe Frisaro (2018年4月28日). “Chen activated, Straily due back Monday” (英語). MLB.com. 2018年4月29日閲覧。
  7. ^ 2017年より球団名変更
  8. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2021年2月21日閲覧。
  9. ^ La Velle E. Neal III (2019年1月10日). “Twins sign catcher Tomas Telis, pitcher Dario Alvarez to minor league contracts” (英語). Star Tribune. 2021年2月21日閲覧。
  10. ^ Steve Adams (2021年4月21日). “Twins Place JT Riddle On Covid IL, Select Tomas Telis” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月25日閲覧。
  11. ^ Connor Byrne (2021年4月23日). “Twins Place Miguel Sano On IL, Promote Alex Kirilloff” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年4月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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