トブルク (コルベット)
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トブルク | |
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基本情報 | |
建造所 |
ヴォスパー社ポーツマス ( イギリス) |
運用者 | リビア海軍 |
艦種 | コルベット |
級名 | ヴォスパーMk.1コルベット |
次級 |
ワディ・ムラク級 (フィンカンティエリ550型) |
艦歴 | |
起工 | 1965年2月22日 |
進水 | 1965年7月29日 |
竣工 | 1966年3月30日 |
除籍 | 1989年 |
要目 | |
基準排水量 | 440トン |
満載排水量 | 500トン |
全長 | 54.0 m |
幅 | 8.7 m |
吃水 | 4.0 m |
主機 |
パクスマン・ベンチュラ16 YJCM ディーゼルエンジン×2基 |
推進 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 3,800馬力 |
速力 | 18ノット |
航続距離 | 2,900海里 (14kt巡航時) |
乗員 | 63名 |
兵装 |
・40口径102mm単装砲×1基 ・56口径40mm単装機銃×4基 ・ブローニングM2重機関銃×2挺 ・50.8mm照明弾発射機×2基 |
レーダー | 対水上捜索用 |
トブルク(Tobruk, C411)は、リビア海軍のコルベット。イギリスのヴォスパー社 (Vosper & Company) のMk.1コルベットの設計を採用している[1][2][3]。
来歴
[編集]イギリスのヴォスパー社 (Vosper & Company) は、旧イギリス植民地を含む開発途上国への艦船輸出事業に期待して、1960年8月には政府から後援を受けるための交渉に着手していた[3]。まずガーナ海軍 (Ghana Navy) がMk.1コルベット2隻を発注し、これはクロマンツェ級コルベットとして1964年より就役を開始した[4]。
続いてリビア海軍が砲艦仕様1隻を発注した[3]。これが本艦である[1][2]。
設計
[編集]本艦はヴォスパーMk.1コルベットの設計を採用している。これはヴォスパー社とヴィッカース社が共同で開発したものであり[1] 、モジュール化設計により、汎用型と魚雷艇型、練習艦型と哨戒艦型がファミリー化されて提示されていた[3]。
本艦では空調が施されているほか、居住区には迎賓艇任務を想定した艤装がなされている。またフィンスタビライザーも搭載された。基本的な船体設計は先行するクロマンツェ級と同様だが、機関はより低出力のパクスマン・ベンチュラ16 YJCMディーゼルエンジンが搭載された [1][2] 。
出典
[編集]- ^ a b c d Moore 1975, p. 225.
- ^ a b c Gardiner 1996, p. 256.
- ^ a b c d Friedman 2012, pp. 196–217.
- ^ Gardiner 1996, p. 157.
参考文献
[編集]- Friedman, Norman (2012). British Destroyers & Frigates - The Second World War & After. Naval Institute Press. ISBN 978-1591149545
- Gardiner, Robert (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. ISBN 978-1557501325
- Moore, John E. (1975). Jane's Fighting Ships 1974-1975. Watts. ASIN B000NHY68W
- Sharpe, Richard (1989). Jane's Fighting Ships 1989-90. Janes Information Group. ISBN 978-0710608864