トップ10 (ラグビー)
セリエAエリート | |
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今シーズン・大会: [[トップ10 2022-23]] | |
前身 | トップ10 |
競技 | ラグビーユニオン |
創立 | 1929年 |
開始年 | 1928-29[注 1] |
参加チーム | 10 |
リーグレベル | 1部 |
下位大会 | セリエA[注 2] |
国 | イタリア |
連盟 | イタリアラグビー連盟 |
前回優勝 | ペトラルカ (14回目) |
最多優勝 | アマトーリ・ミラノ (18回) |
スポンサー | ペローニ |
公式サイト | www |
セリエAエリート(Serie A Elite)は、イタリアにおけるラグビーユニオンのトップリーグである。イタリアラグビー連盟が運営する。2022-23シーズンまでの大会名はトップ10[1]。
概要
[編集]1929年、ディヴィジオーネ・ナツィオナーレの名称で最初の大会が行われた。以降、第二次世界大戦により開催中止となった1943-44シーズンと1944-45シーズン以外は毎年開催されている。ただし2019-20シーズンは、COVID-19パンデミックの影響により、第12節(全22節)まで日程消化したところでシーズン打ち切りとなった[2]。
最多優勝はアマトーリ・ミラノの18回(アンブロジアーナ、ミランを含む)だが、2011年にチームは解散[注 3]した。優勝15回のベネットン・トレヴィーゾは、2009-10シーズンを最後にケルティックリーグ(現在のユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ)に転籍した。
大会創設以来、リーグ再編やチーム数増減などに伴いセリエA、スーペル10、エッチェレンツァ、トップ12、トップ10などと大会名が変遷してきた。
シーズン | 大会名 |
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1928-29 ~ 1945-46 | ディヴィジオーネ・ナツィオナーレ(Divisione Nazionale) |
1946-47 ~ 1959-60 | セリエA(Serie A) |
1960-61 ~ 1964-65 | エッチェレンツァ(Eccellenza) |
1965-66 ~ 1985-86 | セリエA(Serie A) |
1986-87 ~ 2000-01 | セリエA1(Serie A1) |
2001-02 ~ 2009-10 | スーペル10(Super 10) |
2010-11 ~ 2017-18 | エッチェレンツァ(Eccellenza) |
2018-19 ~ 2019-20 | トップ12(Top12) |
2020-21 ~ 2022-23 | トップ10(Top10) |
2023-24 ~ 現在 | セリエAエリート(Serie A Elite) |
歴史
[編集]大会創設から1940年代にかけては、20シーズンのうちアマトーリ・ミラノ(アンブロジアーナを含む)が14回、ラグビー・ローマ(ラグビー・ローマ・オリンピックを含む)が4回と、ミラノとローマのチームで優勝をほぼ独占していた。
1950年代に入るとヴェネト州のチームが台頭し、ロヴィーゴが1950-51シーズンから4連覇を達成したのを皮切りに、1950年代後半-60年代にかけてはフィアンメ・オーロ・パドヴァ[注 4]が、1970年代-80年代はペトラルカが、そして1990年代以降はベネットン・トレヴィーゾが覇権を握るなど、1950-51シーズンから2009-10シーズンまでの60シーズンのうち、ヴェネト州のチームが42回の優勝を記録した。
2006年には、イタリアとアルゼンチンのクラブ王者が対戦するコッパ・インテルコンティネンターレが創設され、イタリアからは2004-05シーズンのスーペル10[注 5]を制したカルヴィザーノが出場した。試合は、カルヴィザーノが28-10で勝利した。しかしこの大会は定着せず、この1回限りしか開催されなかった。
2009-10シーズン終了後に当時最も有力なチームであったベネットン・トレヴィーゾがケルティックリーグ(現在のユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップ)に転籍し、時を同じくしてロンバルディア州のカルヴィザーノが実力をつけてきたこともあり、2010年代以降はヴェネト州とロンバルディア州で勢力が均衡している。
参加チーム
[編集]- 2021-22シーズンの所属チーム
チーム名 | 創設年 | 初出場 | ホームタウン | ホームスタジアム | 収容人数 |
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カルヴィザーノ | 1970年 | 1982-83 | ロンバルディア州カルヴィザーノ | Stadio San Michele | 4,200 |
コロルノ | 1975年 | 2019-20 | エミリア=ロマーニャ州コロルノ | Stadio Gino Maini | 1,000 |
フィアンメ・オーロ | 1955年 | 1956-57 | ラツィオ州ローマ | Centro sportivo Polizia di Stato | 1,348 |
SSラツィオ | 1927年 | 1928-29 | ラツィオ州ローマ | Centro sportivo Giulio Onesti | 1,036 |
ライオンス | 1963年 | 1982-83 | エミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァ | Stadio Walter Beltrametti | 3,000 |
モリアーノ | 1956年 | 1983-84 | ヴェネト州モリアーノ | Stadio Maurizio Quaggia | 786 |
ペトラルカ | 1947年 | 1948-49 | ヴェネト州パドヴァ | Stadio Plebiscito | 7,715 |
ヴァロラグビー | 1945年 | 2011-12 | エミリア=ロマーニャ州レッジョ・エミリア | Stadio Mirabello | 4,400 |
ロヴィーゴ・デルタ | 1935年 | 1940-41 | ヴェネト州ロヴィーゴ | Stadio Mario Battaglini | 5,500 |
ヴィアダーナ | 1970年 | 1999-2000 | ロンバルディア州ヴィアダーナ | Stadio Luigi Zaffanella | 6,000 |
歴代優勝チーム
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “Terremoto Rugby: non sarà Top 12, ma Top 10, rinunciano San Donà e I Medicei”. OglioPoNews (2020年8月25日). 2022年10月22日閲覧。
- ^ a b “LA FIR ANNUNCIA LA SOSPENSIONE DEFINITIVA DELLA STAGIONE 19/20”. Federazione Italiana Rugby (2020年3月26日). 2022年10月22日閲覧。
- ^ Italy - National Championship The Rugby Archive
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- Elite Rugby Italia (top10rugby) - Facebook
- Serie A Elite (@seriea_elite) - Instagram
- Serie A Elite - YouTubeプレイリスト