トップ・ファイブ
トップ・ファイブ | |
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Top Five | |
監督 | クリス・ロック |
脚本 | クリス・ロック |
製作 |
スコット・ルーディン エリ・ブッシュ |
出演者 |
クリス・ロック ロザリオ・ドーソン ガブリエル・ユニオン アンダーズ・ホーム セドリック・ジ・エンターテイナー ケヴィン・ハート J・B・スムーヴ |
音楽 |
クエストラヴ ルートヴィッヒ・ヨーランソン |
撮影 | マヌエル・アルベルト・クラロ |
編集 | アン・マックケイブ |
製作会社 |
IACフィルムズ スコット・ルーディン・プロダクションズ |
配給 | パラマウント映画 |
公開 | 2014年12月12日 |
上映時間 | 102分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 1200万ドル[2] |
興行収入 | $26,117,379[3] |
『トップ・ファイブ』(原題:Top Five)は2014年に製作されたアメリカ合衆国のコメディ映画である。監督・脚本・主演をクリス・ロックが務めた。なお、日本では劇場公開されず、2015年5月27日にDVDスルーとなった[4]。
あらすじ
[編集]アンドレ・アレンとジャーナリストのチェルシー・ブラウンは移り行く時代について話しながらニューヨークの街を歩いていた。アンドレは「もしバラク・オバマがアメリカでいいことを起こせば人々はオバマを称賛する。もし悪いことがアメリカで起これば、人々はオバマを非難する。」と皮肉を言った。アンドレはスタンダップ・コメディの世界で成功を収めた男である。映画『Hammy The Bear』でクマの着ぐるみを着た警官を演じて、好評を博したこともある。そんな彼が、今まで自分が歩んできた道のりを振り返る。
キャスト
[編集]- クリス・ロック - アンドレ・アレン
- ロザリオ・ドーソン - チェルシー・ブラウン、アンドレにインタビューするジャーナリスト[5]
- ガブリエル・ユニオン - エリカ・ヤング、アンドレの婚約者[6]
- ケヴィン・ハート - チャールズ、アンドレの代理人を務めるアイビーリーグ出身の男性。[5]
- シェリー・シェパード - ヴァネッサ、アンドレの元彼女[5]
- J・B・スムーヴ - シルク、アンドレの護衛兼助手を務め、アンドレから片時たりとも離れない。[5]
- ロマニー・マルコ - ベニー・バーンズ
- ヘイリー・マリー・ノーマン - タミー
- カーリー・レッド - ロンダ
- レイチェル・フェインステイン - 政治評論家
- ダン・ネイチャーマン - 若手コメディアン
- リック・シャピロ - バイク乗り
- レスリー・ジョーンズ - リサ
- ジェリー・サインフェルド - 本人[7]
- アダム・サンドラー - 本人[7]
- トレイシー・モーガン -フレッド[7]
- アンダーズ・ホーム - ブラッド[7]
- セドリック・ジ・エンターテイナー - ジャジー・ディー[7]
- グレッグ・ヒューズ - 本人
- アンソニー・クミア - 本人
- マイケル・チェ - ポール
- ベン・ヴェリーン カール・アレン、アンドレの父親
- ウーピー・ゴールドバーグ - 本人
- ブライアン・リーガン - エンジニア
- ジェイ・ファロー - マイク
- ハッサン・ジョンソン - クレイグ
- ティチーナ・アーノルド - 劇場の支配人
- ルイス・ガスマン - 本人
- ジェリー・ハルストン - 携帯電話に出た女性
- ミリアム・コロン - チェルシーの祖母
- オルガ・メレディス - チェルシーの母親
- タラジ・P・ヘンソン- 本人
- ガボレイ・シディベ - 本人
- DMX - 本人
- チャーリー・ローズ - 本人
- ブルース・ブルース - 本人
製作
[編集]主要撮影は2013年6月24日にニューヨークで始まった[8]。
2014年7月、本作のタイトルがFinally FamousからTop Fiveに変更された[9]。
公開
[編集]本作は2014年9月に開催された第39回トロント国際映画祭でプレミアを迎えた[10]。2014年9月10日、パラマウント・ピクチャーズは本作の全世界配給権を1250万ドルで購入したと発表した[11]。また、2000万ドル以上をかけて本作のプロモーション及びマーケティングを行うとも発表した[12]。2014年11月、パラマウントは本作の北米公開日を同年12月12日に決定したと発表した。
ホームメディア
[編集]北米において、本作のDVDとブルーレイDVDは2015年3月17日に発売された[13]。
続編
[編集]雑誌『Complex』のインタビューで、クリス・ロックは「次回作に向けてスコット・ルーディンと毎週顔を合わせている。ルーディンはもっと速いペースで映画に出てくれと言う。ただ、『トップ・ファイブ』のキャストの多くが続編に関心を持っている。レスリー・ジョーンズかトレイシー・モーガンの出番が少し多くなるかもしれない。」と述べている[14]。
評価
[編集]本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには138件のレビューがあり、平均点は10点満点で7.4点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「クリス・ロックの最高のスタンダップ・コメディのように、スマートで、愉快で、切れ味のいい作品だ。『トップ・ファイブ』はクリス・ロックのクリエイターとしてのキャリアのハイライトとなる作品で、2014年を代表するコメディ映画だ。」となっている[15]。また、Metacriticには35件のレビューがあり、加重平均値は81/100となっている[16]。
出典
[編集]- ^ “TOP FIVE”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Top Five”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Top Five”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “トップ・ファイブ Blu-ray”. 2015年4月1日閲覧。
- ^ a b c d Mundhra, Smriti (June 26, 2013). “Kevin Hart to Play Chris Rock’s Agent in Finally Famous”. BET.com. January 3, 2014閲覧。
- ^ Star, Lucas (May 17, 2013). “Gabrielle Union to Play Chris Rock’s Fiancée in His ‘Finally Famous’ (Exclusive)”. The Wrap. The Wrap News Inc.. January 3, 2014閲覧。
- ^ a b c d e “The Theory of Everything Images Featuring Eddie Redmayne”. Collider. September 18, 2014閲覧。
- ^ “The Untitled Chris Rock Project begins filming in NYC on Monday, June 24, 2013”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “TIFF 14 Preview: First-Look Images From Chris Rock's 'Top Five' (Rosario Dawson, Gabrielle Union Co-Star)”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “TIFF 2014: Chris Rock rates big laughs in 'Top Five'”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Toronto: Paramount Confirms Deadline’s Deal Scoop On Chris Rock’s ‘Top Five’”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Box Office: ‘Exodus’ to Hold Off ‘Top Five,’ ‘Hunger Games’”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Top Five (2014)”. 2015年4月1日閲覧。
- ^ “Chris Rock is writing sequel to Top Five”. 2015年3月31日閲覧。
- ^ “Top Five (2014)”. 2015年4月1日閲覧。
- ^ “Top Five”. 2015年4月2日閲覧。