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トッド・ヴァン・スティーンゼル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トッド・ヴァン・スティーンゼル
Todd Van Steensel
ガストニア・ハニーハンターズ
A+級フォートマイヤーズ時代
(2016年4月23日)
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 ニューサウスウェールズ州シドニー
生年月日 (1991-01-14) 1991年1月14日(33歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト外
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
国際大会
代表チーム オーストラリアの旗 オーストラリア代表
WBC 2017年予選2017年2023年
プレミア12 2019年

トッド・バートラム・ヴァン・スティーンゼルTodd Bertram Van Steensel1991年1月14日 - )は、オーストラリア連邦ニューサウスウェールズ州シドニー出身のプロ野球選手投手)。アメリカ独立リーグであるアトランティックリーグガストニア・ハニーハンターズ英語版所属。

経歴

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プロ入りとフィリーズ傘下時代

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2009年6月23日にフィラデルフィア・フィリーズと契約を結び[1]、プロ入りを果たした。同日に傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズへ配属された[2]。12試合(5試合で先発)登板し、2勝1敗、防御率5.83、29奪三振を記録した[1]。その後、退団[1]

フィリーズ退団後

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2010年はどの球団にも所属しなかった[3]。オフには母国オーストラリアのウィンターリーグであるオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参加し、シドニー・ブルーソックスに所属した[4]。6試合に登板し、0勝1敗、防御率7.94、7奪三振を記録した[5]

ツインズ傘下時代

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2011年6月6日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[1]。6月20日に傘下ルーキー級エリザベストン・ツインズへ配属された[6]。13試合(10試合で先発)登板し、5勝2敗、防御率5.68、58奪三振を記録した[1]

オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[7]。11試合に登板し、防御率3.32、25奪三振を記録した[5]

2012年4月4日に保留選手名簿に登録された[8]

オランダ球界時代

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2012年はオランダの野球リーグであるホーフトクラッセコレンドン・キンヘイムでプレーした[3]。6試合に登板した[3]。同年限りで退団した。

オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[9]。15試合に登板し、2勝3敗、防御率3.50、23奪三振を記録した[5]

キンヘイム退団後

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2013年はどの球団にも所属しなかった[3]。オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[10]。15に登板し、0勝1敗、防御率3.50、22奪三振を記録した[5]

ツインズ復帰

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2014年2月6日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[1]。開幕前の3月2日に、ニューサウスウェールズ州シドニーで初めてオーストラリアで開催されたMLB開幕戦の前に開催された親善試合である「オーストラリアン・チャレンジ」のオーストラリア代表に選出された[11]

シーズンでは4月1日に延長スプリングトレーニングへ配属された[1]。4月26日に傘下A級シーダーラピッズ・カーネルズへ配属された[12]。23試合に登板し、0勝0敗8セーブ、防御率1.30、45奪三振を記録した[1]。7月7日に傘下A+級フォートマイヤーズ・ミラクルへ昇格した[13]。16試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率1.52、26奪三振を記録した[1]

オフの11月14日に第1回21U野球ワールドカップのオーストラリア代表に選出された[14]。11月7日の日本戦に登板し、敗戦投手となっている[15]

またABLに参加し、ブルーソックスに所属した[16]。7試合に登板し、0勝0敗2セーブ、10奪三振を記録した[5]

2015年4月26日に傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズへ配属された[1]。ただ登板はしていない[1]。4月28日に傘下A+ミラクルズへ昇格した[17]。5月6日に延長スプリングトレーニングへ配属された[18]。5月7日に傘下A+ミラクルズへ復帰した[18]。最終的に傘下A+ミラクルズで46試合に登板し、2勝4負13セーブ、防御率2.32、81奪三振を記録した[1]

オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[19]。12試合に登板し、0勝0敗5セーブ、17奪三振を記録した[5]

2016年1月28日にブルーソックスで共にプレーしたトレント・デントニオデビッド・キャンディラスウェイン・ラングレンと共に[20]第4回WBC予選のオーストラリア代表に選出された[21][22]。同大会でオーストラリアは本戦出場を決めている[要出典]

シーズンでは開幕を傘下傘下A+級ミラクルズで迎えた[23]。6月4日に同年のフロリダ・ステートリーグ・オールスターゲームに選出され、2年連続2度目の選出を果たした[24]。傘下A+級ミラクルズでは39試合に登板し、4勝2敗5セーブ、防御率3.46、50奪三振を記録した[1]。8月18日に傘下AA級チャタヌーガ・ルックアウツに昇格した[25]。傘下AA級ルックアウツでは5試合に登板した[1]

オフにはABLに参加し、ブルーソックスに所属した[26]。7試合に登板し、0勝1敗3セーブ、8奪三振を記録した[5]

2017年はシーズン開幕前の2月9日に第4回WBC本戦のオーストラリア代表に選出された[27]

2018年8月7日にFAとなった[1]

独立リーグ時代

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2019年は、北米独立リーグのアメリカン・アソシエーションに所属するセントポール・セインツでプレーし、3勝2敗16セーブ、防御率4.33の成績を記録した[3][28]。オフには第2回WBSCプレミア12のオーストラリア代表に選出された[29]

メキシカンリーグ時代

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2021年3月3日にメキシカンリーグの新球団であるグアダラハラ・マリアッチスと契約した[30]

独立リーグ時代

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2022年1月にアメリカン・アソシエーションの新球団であるレイクカントリー・ドックハウンズ英語版と契約した[31]。1試合も出場することなく退団した。

2023年2月22日にアトランティックリーグガストニア・ハニーハンターズ英語版[32]。また3月に開催された第5回WBCオーストラリア代表として出場した。

選手としての特徴

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人物

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テイラー・スウィフトのファンである[33]

オーストラリア代表として出場した第5回WBCでは、1次ラウンド日本戦で大谷翔平から空振り三振を奪った。大会終了後には自身のツイッターで、動画と共にこの時の正直な心境を綴り、ファンから称賛された[34]

詳細情報

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WBCでの投手成績

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2017 オーストラリア 1 0 0 0 0 5 1.0 2 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0.00
2023 2 0 0 0 0 11 3.0 2 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0.00

WBSCプレミア12での投手成績

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2019 オーストラリア 2 0 0 0 0 20 4.0 3 0 5 0 0 4 1 0 1 1 2.25

記録

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MiLB

背番号

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ABL
  • 21 (2011年 - )

代表歴

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o MLB公式プロフィール参照
  2. ^ Gulf Coast League Transactions June 2009 ABL.com (英語) (2009年6月23日) 2016年2月16日閲覧
  3. ^ a b c d e Baseball-Reference参照
  4. ^ 2010 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  5. ^ a b c d e f g Todd Van Steensel stats ABL.com
  6. ^ Appalachian League Transactions June 2011 ABL.com (英語) (2011年6月6日) 2016年2月16日閲覧
  7. ^ 2011 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  8. ^ Appalachian League Transactions April 2012 ABL.com (英語) (2012年4月4日) 2016年2月16日閲覧
  9. ^ 2012 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  10. ^ 2013 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  11. ^ AUSTRALIA RELEASES FINAL ROSTER TO FACE DODGERS AND DIAMONDBACKS Baseball Australia (英語) (2014年3月4日) 2016年2月16日閲覧
  12. ^ Midwest League Transactions April 2014 ABL.com (英語) (2014年4月26日) 2016年2月16日閲覧
  13. ^ Florida State League Transactions July 2014 ABL.com (英語) (2014年7月7日) 2016年2月16日閲覧
  14. ^ PROS ASSEMBLE FOR THE AUSTRALIAN 21U BASEBALL WORLD CUP TEAM Baseball Australia (英語) (2014年10月14日) 2016年2月16日閲覧
  15. ^ 第1回 IBAF 21Uワールドカップ 2014年11月7日(金) 台中インターコンチネンタル野球場 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2014年11月7日) 2016年2月16日閲覧
  16. ^ 2014 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  17. ^ Florida State League Transactions April 2015 MiLB.com (英語) (2015年4月28日) 2016年2月16日閲覧
  18. ^ a b Florida State League Transactions May 2015 ABL.com (英語) 2016年2月16日閲覧
  19. ^ 2015 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  20. ^ Four Blue Sox selected for WBCQ roster ABL.com (英語) (2016年1月28日) 2016年2月16日閲覧
  21. ^ Team Australia’s Roster Announced for Sydney Qualifier Baseball Australia (英語) (2016年1月28日) 2016年2月16日閲覧
  22. ^ Managers, schedule, rosters set for Classic Sydney qualifier Archived 2016年2月19日, at Archive.is The official site of World Baseball Classic (英語) (2016年1月28日) 2016年2月16日閲覧
  23. ^ Opening Day roster features last three Twins first round picks MiLB.com (英語) (2016年4月4日) 2017年2月13日閲覧
  24. ^ Eight Miracle players to play in hometown All-Star Game MiLB.com (英語) (2016年6月4日) 2017年2月13日閲覧
  25. ^ Southern League Transactions August 2016 MiLB.com (英語) 2017年2月13日閲覧
  26. ^ 2016 SYDNEY BLUE SOX HISTORICAL ROSTER ABL.com (英語)
  27. ^ Australia’s roster finalised for WBC Baseball Australia Southern Thunder (英語) (2017年2月9日) 2017年2月13日閲覧
  28. ^ Saints' All-Star reliever having a go with career full of quirks”. Star Tribune (2019年1月23日). 2021年5月16日閲覧。
  29. ^ DAVID PENROSE (8 October 2019). “BORAL TEAM AUSTRALIA'S PREMIER12 ROSTER ANNOUNCED”. baseball.com.au. 21 January 2021閲覧。
  30. ^ Self-driven social media campaign results in Mexican baseball contract for Aussie WBSC Premier12 alum Todd Van Steensel”. WBSC (2021年3月3日). 2021年5月16日閲覧。
  31. ^ DockHounds Go “Down Under” Adding Van Steensel to Pitching Staff”. Lake Country DockHounds (2022年1月7日). 2022年1月25日閲覧。
  32. ^ Transactions”. Atlantic League Professional Baseball. 2023年3月29日閲覧。
  33. ^ [1] Todd Van Steensel (@toddvs35) - Instagram 2016年2月16日閲覧
  34. ^ “大谷翔平と対峙で「マジか、本物…」 豪州右腕の“独り劇場”が「アメージング」”. Full-Count. (2023年3月24日). https://full-count.jp/2023/03/24/post1355982/ 2023年3月24日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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