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トゲドコロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トゲドコロ
トゲドコロ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: ヤマノイモ目 Dioscoreales
: ヤマノイモ科 Dioscoreaceae
: ヤマノイモ属 Dioscorea
: トゲドコロ D. esculenta
学名
Dioscorea esculenta
L.
和名
トゲドコロ
英名
Lesser Yam

トゲドコロ(棘野老、Dioscorea esculenta)はヤマノイモ目ヤマノイモ科の植物で、食用となるヤムイモの一種である。別名ハリイモ、クーガイモ、クーガンムなど。

概要

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食用となる塊根

食用で、東南アジアからベトナム中国南部一帯にかけて栽培されている[1]日本では沖縄県において栽培されているが、傷つきやすく扱いが難しいため生産量は非常に少ない。その名のとおりにトゲがある。味はよく、甘味があって栄養価も高い。フィリピンでも栽培されており、北部ルソン島では、茹でるのが一般的な食べ方であり、現地でも「トゲ(tugi, tuge)」と呼ばれている。インドネシアでは一般に「グンビリ(gembili)」(バリ島ではubiaung)と呼ばれ、食用の他に、食用色素の原料、皮膚の痣や腫れの塗り薬としても使用されている。

脚注

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  1. ^ 『新編 食用作物』星川清親、養賢堂、昭和60年5月10日、訂正第5版、p630

関連項目

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