デヴィルズ・プレイグラウンド
『デヴィルズ・プレイグラウンド』 | ||||
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ビリー・アイドル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州グレンデール ジャングルルーム、カリフォルニア州ハリウッド サンセット・サウンド[1] | |||
ジャンル | ロック、ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | サンクチュアリ・レコード | |||
プロデュース | キース・フォーシー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ビリー・アイドル アルバム 年表 | ||||
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『デヴィルズ・プレイグラウンド』(Devil's Playground)は、イングランド出身のロック・ボーカリスト、ビリー・アイドルが2005年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。純粋な新作アルバムとしては『サイバーパンク』(1993年)以来12年ぶりの作品で、新たに契約を得たサンクチュアリ・レコードから発売された[10]。
背景
[編集]アイドルは2002年発売のライヴ・アルバム『VH1 Storytellers』において、かつての盟友スティーヴ・スティーヴンスと再び共演した[11]。そして、本作ではスティーヴンスに加えて、かつての共同作業者であるプロデューサー、キース・フォーシーも迎えられた[12]。
元オジー・オズボーン・バンドのブライアン・ティッシーが、ドラムスの演奏に加えて8曲のソングライティングにも貢献した[13]。ティッシーによれば、以前アイドルのバンドのドラマーだったマーク・シュルマンが、スティーヴィー・ニックスからのオファーを受けたため離脱し、ティッシーに声をかけて自分の後任に推薦したという[13]。
反響・評価
[編集]アメリカでは5週にわたってBillboard 200入りし、最高46位を記録した[6]。アイドルの母国イギリスでは大きな最高に至らず、2005年4月2日付の全英アルバムチャートで78位を記録するが、翌週にはトップ100圏外に落ちた[8]。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「信頼できる相棒のギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスを従えて、アイドルは一部のバラードでさえも、決して滑らかになることなく大声をあげている」と評している[14]。また、ロブ・シェフィールドは2005年3月24日付の『ローリング・ストーン』誌のレビューで5点満点中3点を付け「アイドルはここで、成熟、不安定な世界情勢、人生の意味に対して想いを馳せることもある。しかし幸いにも、彼の一番の関心事は若年のヘッドバンガー達と共に淫らなセックスについて歌うことであり、その意味で彼は今なおビリー・アイドルなのだ」と評している[12]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はビリー・アイドルとブライアン・ティッシーの共作。
- スーパー・オーヴァードライヴ - "Super Overdrive" - 4:18
- ワールド・カミン・ダウン - "World Comin' Down" - 3:33
- ラット・レース - "Rat Race" (Billy Idol, Steve Stevens) - 4:17
- シェリー - "Sherri" (B. Idol) - 3:17
- プラスティック・ジーザス - "Plastic Jesus" (Ed Rush, George Cromarty) - 4:53
- スクリーム - "Scream" - 4:42
- イェリン・アット・ザ・クリスマス・トゥリー - "Yellin' at the Xmas Tree" - 4:14
- ロミオズ・ウェイティング - "Romeo's Waiting" (B. Idol, S. Stevens) - 3:42
- ボディ・スナッチャー - "Body Snatcher" - 3:57
- イーヴル・アイ - "Evil Eye" - 4:32
- レイディ・ドゥ・オア・ダイ - "Lady Do or Die" - 4:37
- チェリー - "Cherie" - 3:47
- サマー・ラニング - "Summer Running" (B. Idol, S. Stevens) - 4:33
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- ブリーディング・ミー・インセイン - "Bleeding Me Insane" - 4:31
参加ミュージシャン
[編集]- ビリー・アイドル - ボーカル
- スティーヴ・スティーヴンス - ギター
- デレク・シェリニアン - キーボード
- スティーヴン・マクグラス - ベース
- ブライアン・ティッシー - ドラムス、パーカッション
- ジュリアン・ビーストン - ドラム・プログラミング(on #5)
脚注・出典
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ Billy Idol - Devil's Playground - hitparade.ch
- ^ Billy Idol - Devil's Playground - austriancharts.at
- ^ swedishcharts.com - Billy Idol - Devil's Playground
- ^ a b “Billy Idol Devil's Playground Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2019年5月7日閲覧。
- ^ italiancharts.com italiancharts.com - Billy Idol - Devil's Playground
- ^ a b BILLY IDOL | full Offiiclal Chart History | Official Chart Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ lescharts.com - Billy Idol - Devil's Playground
- ^ Prato, Greg. “Billy Idol - Biography & History”. AllMusic. 2019年5月7日閲覧。
- ^ Vincent, Alyssa (2012年9月20日). “STEVE STEVENS Talks About Teaching Billy Idol Hits On Jamplay - "You Have To Have A Natural Love Of The Instrument"”. Bravewords. 2019年5月7日閲覧。
- ^ a b Sheffield, Rob (2005年3月24日). “Devil's Playground”. Rolling Stone. 2019年5月7日閲覧。
- ^ a b Amendola, Billy (2005年9月). “Brian Tichy”. Modern Drummer. 2019年5月7日閲覧。
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Devil's Playground - Billy Idol”. AllMusic. 2019年5月7日閲覧。