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デヴィッド・ウッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デヴィット・ウッド (David Wood, 1946年 - )は、アメリカ合衆国哲学者ランドアーティストヴァンダービルト大学の哲学教授、ジョー.B.ワイアット大学教授。ウッドはヨーロッパとアメリカ合衆国で30年以上、哲学教授を勤め、16冊の著作がある。宗教文化研究センター(Centre for the Study of Religion and Culture)において、生態学スピリチュアリズムの研究プログラムをベス・コンクリンと共同監督している。

背景

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ウッドはイギリスのオクスフォードで生まれた。マンチェスター大学でウルフ・メイズから現象学の指導を受け、卒業後はオックスフォードのニュー大学で教鞭をとり(1968–1971)、ジャック・デリダと頻繁な交流をもった。このとき、現在はオックスフォード・グループとして知られている、ピーター・シンガー動物の権利論者の影響を受け、ベジタリアンになっている。

ウッドはその後、ウォーリック大学の哲学文学研究センター長に赴任。1974年にパリで研究を行い、クロード・レヴィ=ストロースミシェル・フーコーデリダポール・リクールミシェル・セールらの講演に出席した。1995年にヴァンダービルト大学長に赴任。カリフォルニア大学バークレー校エール大学ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の客員教授を歴任し、デュケイン大学トリノ大学でも講座をもった。 2006年春、ウォーリック大学で哲学の名誉教授となり、セミナー「致命的な予測:他性の病理学」を開講している他、ランドアーティストとしての活動も行っている。

著作一覧

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著書

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  • Time after Time (2007).
  • The Step Back: Ethics and Politics after Deconstruction (2005).
  • Thinking after Heidegger (2002).
  • Philosophy at the Limit (1990).
  • The Deconstruction of Time (1988; 2nd edn. 2001).

編著

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  • Truth (2005). with José Medina.
  • On Derrida, Heidegger and Spirit (1993).
  • Derrida: A Critical Reader (1992).
  • On Paul Ricoeur: Narrative and Interpretation (1992).
  • Writing the Future (1990).
  • Philosophers' Poets (1990).
  • The Provocation of Levinas (1988). With Robert Bernasconi.
  • Exceedingly Nietzsche: Essays in Contemporary Nietzsche Interpretation (1988). With David Farrell Krell.
  • Derrida and Differance (1985). With Robert Bernasconi.
  • Time and Metaphysics (1982). With Robert Bernasconi.
  • Heidegger and Language (1981).

参考

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  • List of deconstructionists

外部リンク

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インタビュー

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