デリヴァリー
表示
デリヴァリー Delivery | |
---|---|
別名 | Bruno's Blues Band |
出身地 | イングランド |
ジャンル |
ブルース プログレッシブ・ロック |
活動期間 | 1960年代後半 - 1970年代 |
旧メンバー |
フィル・ミラー スティーヴ・ミラー ジャック・モンク ロル・コックスヒル ローリー・アラン ピップ・パイル ロイ・バビントン キャロル・グライムス |
デリヴァリー(Delivery)は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。
来歴
[編集]1968年:Bruno's Blues Bandが発展する形で、スティーヴ・ミラー、フィル・ミラー、ピップ・パイル、ロル・コックスヒル、ジャック・モンクにより結成。
1970年:ミラー兄弟、パイル、キャロル・グライムス、ロイ・バビントンで1stアルバム『フールズ・ミーティング』録音。(Carol Grimes And Delivery名義)
1971年:パイル脱退 (後にゴング)、ローリー・アラン加入。グライムス、バビントン脱退、後に解散。
1972年:ミラー兄弟、パイル、リチャード・シンクレアにより再結成。この編成が後に、ハットフィールド・アンド・ザ・ノースとなる。
(スティーヴ・ミラーを含めるか否かは諸説ある)
メンバーと担当楽器
[編集]第1期 1968年-1969年
[編集]- スティーヴ・ミラー (Steve Miller) - ピアノ、ボーカル
- フィル・ミラー (Phil Miller) - ギター
- ピップ・パイル (Pip Pyle) - ドラム
- ロル・コックスヒル (Lol Coxhill) - ソプラノ・サックス
- ジャック・モンク (Jack Monk) - ベース
第2期 (Carol Grimes And Delivery) 1969年-1971年1月
[編集]- スティーヴ・ミラー (Steve Miller) - ピアノ、ボーカル
- フィル・ミラー (Phil Miller) - ギター
- ピップ・パイル (Pip Pyle) - ドラム
- キャロル・グライムス (Carol Grimes) - ボーカル
- ロイ・バビントン (Roy Babbington) - ベース
+
- ロル・コックスヒル (Lol Coxhill) - ソプラノ・サックス(ゲスト/1stアルバム)
1stアルバム『フールズ・ミーティング』録音。
第3期 1971年1月-5月
[編集]- スティーヴ・ミラー (Steve Miller) - ピアノ、ボーカル
- フィル・ミラー (Phil Miller) - ギター
- キャロル・グライムス (Carol Grimes) - ボーカル
- ロイ・バビントン (Roy Babbington) - ベース
- ローリー・アラン (Laurie Allan) - ドラム
第4期 1972年9月-10月
[編集]- スティーヴ・ミラー (Steve Miller) - ピアノ、エレクトリック・ピアノ
- フィル・ミラー (Phil Miller) - ギター
- ピップ・パイル (Pip Pyle) - ドラム
- リチャード・シンクレア (Richard Sinclair) - ベース、ボーカル
+
- ディディエ・マレルブ (Didier Malherbe) - フルート (1972年9月のギグにゲスト参加)
「One For You」「Will My Thirst Play Me Tricks / The Ant About To Be Crushed Ponders Not The Where Withal Of Boot Leather」を録音。
第5期 1972年11月
[編集]- スティーヴ・ミラー (Steve Miller) - エレクトリック・ピアノ
- フィル・ミラー (Phil Miller) - ギター
- ピップ・パイル (Pip Pyle) - ドラム
- リチャード・シンクレア (Richard Sinclair) - ボーカル
- ロイ・バビントン (Roy Babbington) - ベース
- ロル・コックスヒル (Lol Coxhill) - ソプラノ・サックス
第6期 1973年
[編集]- スティーヴ・ミラー (Steve Miller) - ピアノ、エレクトリック・ピアノ
- ロル・コックスヒル (Lol Coxhill) - ソプラノ・サックス
- ロイ・バビントン (Roy Babbington) - ベース
- ローリー・アラン (Laurie Allan) - ドラム
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- 『フールズ・ミーティング』 - Fools Meeting (1970年 第2期)
シングル
[編集]- "Harry Lucky/Home Made Ruin" (1970年 第2期)
その他
[編集]- ロル・コックスヒル&スティーヴ・ミラー: Miller/Coxhill (1973年)
- 第4期編成での「One For You」「Will My Thirst Play Me Tricks / The Ant About To Be Crushed Ponders Not The Where Withal Of Boot Leather」を収録している。
- ロル・コックスヒル&スティーヴ・ミラー: 『ストーリー・ソー・ファー/オー・リアリー?』 - Miller/Coxhill Coxhill/Miller "The Story So Far..." "...Oh Really?" (2007年)
- 上記を含むCDに第5期のライブ音源「Betty (You Pays Your Money, You Takes Your Chances)」「God Song」「Bossa Nochance / Big Jobs」を追加収録している。「Bossa Nochance / Big Jobs」は後にハットフィールド・アンド・ザ・ノースの1stに収録される曲である。
関連項目
[編集]- カンタベリー・ロック
- ハットフィールド・アンド・ザ・ノース (フィル・ミラー、リチャード・シンクレア、ピップ・パイル、スティーヴ・ミラー在籍)
- ソフト・マシーン (ロイ・バビントン在籍)