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デモドコス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デモドコス』(: Δημόδοκος, : Demodocus)とは、プラトン名義の短篇の対話篇。偽書[1]。副題は「助言について」。

古代にトラシュロスがまとめた四部作(テトラロギア)集36篇の中に含まれておらず、ディオゲネス・ラエルティオスが『ギリシア哲学者列伝』の中で、「誰もが一致して偽作としている」作品として名指しした11篇の内の1つ[2]

構成

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登場人物

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年代・場面設定

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無名氏(ソクラテス)が、デモドコス等の審議に助言者として呼ばれ、無名氏(ソクラテス)が審議の問題について考察するという書き出しから始まるが、話は途中で終わり、別の話題へと移る。

本篇は、

  1. 「審議と助言」
  2. 「訴訟における告訴者・弁明者双方の言い分の取り扱い」
  3. 「貸与と信用」
  4. 「誰を信用すべきか」

という4つの異なるトピックを扱ったテキストが合成されたものである。

補足

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本篇は一応は対話篇ということになっているが、事実上、独り語り(モノローグ)、ないしは単なる(途中に架空の会話を挟んだ)叙述である。

内容

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日本語訳

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脚注・出典

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  1. ^ 『プラトン全集15』 p.292
  2. ^ 『列伝』 第3巻62

関連項目

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