ディヴェルティメント (パーシケッティ)
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吹奏楽のためのディヴェルティメント(Divertimento for Band )作品42は、ヴィンセント・パーシケッティが最初に作曲した吹奏楽曲。アメリカの吹奏楽オリジナル曲のレパートリー充実に多大な業績を挙げたエドウィン・フランコ・ゴールドマンの依頼により、1950年から1951年にかけて作曲された。初演はニューヨークのセントラル・パークにある野外音楽堂「ザ・モール」で、ゴールドマン指揮のゴールドマン・バンドによって行われた。この作品の成功により、パーシケッティは数多くの吹奏楽曲を作曲するようになった。
楽器編成
[編集]フルート2、ピッコロ、オーボエ2(イングリッシュ・ホルン1持ち替え)、E♭クラリネット、B♭クラリネット3部、アルト・クラリネット、バス・クラリネット、ファゴット2、アルト・サクソフォーン2、テナー・サクソフォーン、バリトン・サクソフォーン、コルネット3、トランペット2、ホルン4、ユーフォニアム、トロンボーン3、バス(チューバ)、ティンパニ、シロフォン、大太鼓、シンバル、小太鼓、ウッドブロック
構成
[編集]6曲からなる。全曲で約10分 - 11分。
- プロローグ(Prologue )
- ソング(Song )
- ダンス(Dance )
- バーレスク(Burlesque )
- ソリロクイ(Soliloquy )
- マーチ(March )
参考文献
[編集]- 最新名曲解説全集7 管弦楽曲IV(音楽之友社)