コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ディクスミュード (強襲揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ディクスミュード
基本情報
建造所 アルストム=アトランティーク造船所
運用者  フランス海軍
艦種 強襲揚陸艦
級名 ミストラル級
艦歴
発注 2009年4月10日
起工 2009年4月17日
進水 2010年9月17日
就役 2012年7月27日
要目
基準排水量 16,500t
満載排水量 21,300t
全長 199.0m
最大幅 32.0m
飛行甲板 5,200
吃水 6.2m
機関 ディーゼル・エレクトリック方式
主機 バルチラ16 V 32 ディーゼルエンジン × 4基(4,850kW
バルチラ 18V200ポッド式推進器 × 2基(14,000kW)
艦首スラスター × 1基(1,500kW)
推進 2軸推進およびポンプジェット
速力 最大速 19kt
航続距離 巡航15ktで19,800海里
乗員 160名
搭載能力 上陸用舟艇 × 2隻
1個大隊
車両 × 60台
1,600t以内の積載
兵装 SIMBADシステム × 2基
ブレダ=モーゼル 30mm機関砲 × 2基
M2機関銃 × 4挺
搭載機 ヘリコプター × 16機(最大数)
C4ISTAR RITA 2G海洋簡易周波数帯変換器+FLTSATCOM衛星通信
SIC-21 作戦指揮システム(シラキューズ3-A/B衛星通信)
NTDSリンク 11/リンク 16
SENIT-9 戦術情報処理装置
SIC 21戦闘管制システム × 1基
レーダー DRBN-38航海 × 1基
MRR-3 NG 3次元 × 1基
電子戦
対抗手段
ARBR-21レーダー妨害装置 × 1基
SLAT 対魚雷システム
テンプレートを表示

ディクスミュードフランス語: Dixmude, L 9015)[1]は、フランス海軍ミストラル級強襲揚陸艦3番艦。「ディズミュド」とも言われる。

先代の同名艦はアヴェンジャー級護衛空母の「ディクスミュード」。

艦歴

[編集]

本艦は、ミストラル級の先に竣工した2隻とは異なり、すべてがアルストム=アトランティーク造船所で建造が進められ2010年9月17日に進水、2011年12月に海軍に引き渡されトゥーロン軍港に入港、翌2012年3月12日から試験航海を開始し、2012年7月27日に就役。

試験航海中であった2012年3月23日、駆逐艦「ジョルジュ・レイグ」と共にアタランタ作戦に参加が決まる[2]

2013年1月21日、マリ共和国への軍事介入に伴うセルヴァル作戦で、装甲車多数を装備する陸軍部隊を載せてトゥーロン港からセネガルダカール港まで輸送するため出航し、1月31日にダカール港に到着する[3][4]

脚注

[編集]
  1. ^ 在日フランス大使館 (2015年5月26日). “フランス海軍「ディクスミュード」が佐世保に親善寄港”. 2015年6月23日閲覧。
  2. ^ European Counter Piracy Naval Forces Strengthened by Two French Warships
  3. ^ Le Dixmude achemine une importante force blindée au Mali
  4. ^ Le Dixmude débarque à Dakar 500 soldats et 140 véhicules

外部リンク

[編集]

関連項目

[編集]