テントみんなの広場
表示
テントnみんなの広場(テントにせん みんなのひろば)は2000年のNHK放送開始75周年事業の一環として、1999年12月31日にオープンしたNHKの公開スタジオ[1][2][3]。nには数字の西暦が入る。
概要
[編集]NHK放送センター(渋谷区神南)の駐車場の一角をテント式の特設オープンスタジオに改造し、『公園通りで会いましょう』『爆笑オンエアバトル』『みんなの広場だ!わんパーク』『Club SUNSET』などの多くの客を招いてのライブ形式の公開番組を放送した。
NHKホールのような広さはないが、渋谷のNHK施設ではそれに次ぐ最多の観客収容設備を持っていた(200人程度が収容可能)。観覧窓からステージまでの距離も近く、音響面も考慮された設備を有し、特に『みんなの広場だ!わんパーク』で重宝された。
2000年12月1日のBSデジタル放送開始の記念式典もここで行われた[4]。
「テント」と称されるように、あくまで仮設の建物であったため、消防法により数年で撤去しなければならず、2004年に解体が始まった。ただし、布製のテントではない
2004年3月22日にほぼ同敷地に恒久施設としてみんなの広場ふれあいホールが完成し、2020年5月の閉館まで、同様の番組はこちらで行われていた。
脚注
[編集]- ^ 「NHKトピックス」『放送教育』第54巻第12号、日本放送教育協会、2000年3月1日、70 - 71頁、NDLJP:2340925/36。
- ^ 平成12年度業務報告書“視聴者関係業務の概況”. 日本放送協会 (2001年5月30日). 2014年12月18日閲覧。
- ^ 平成15年度業務報告書“視聴者関係諸活動” (PDF). 日本放送協会 (2004年5月27日). 2014年12月18日閲覧。
- ^ NHK年鑑2012“テレビ放送の完全デジタル化” (PDF). NHK放送文化研究所 (2012年10月30日). 2014年12月18日閲覧。
関連項目
[編集]- みんなの広場ふれあいホール(後継施設)
- NHKスタジオパーク(NHK放送センター局舎内の見学施設)