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テルル石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テルル石
Tellurite
分類 酸化鉱物
シュツルンツ分類 4.DE.20
化学式 TeO2
結晶系 斜方晶
dipyramidal
対称 斜方晶
ヘルマン・モーガン記号: (2/m 2/m 2/m)
空間群: P bca
単位格子 a = 5.6 Å, b = 12.03 Å
c = 5.46 Å; Z = 8
晶癖 平坦な針状角柱結晶を放射状に伸ばす; 粉末状, 大量
へき開 完全 {010}
粘靱性 Flexible
モース硬度 2
光沢 亜ダイヤモンド光沢
白~黄色
透明度 不透明~透明
比重 5.88 - 5.92
光学性 双軸 (-)
屈折率 nα = 2.000 nβ = 2.180 nγ = 2.350
複屈折 δ = 0.350
溶解度 難溶
文献 [1][2][3]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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テルル石(テルルせき、tellurite)は、二酸化テルル(β-TeO2)から成る希少な酸化鉱物である。

産出

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テルルを含む鉱床の酸化帯で、白色ないし黄白色の透明な針状角柱結晶で産出する。1842年に、ルーマニアアルバ県ズラトナFaţa Băiiで初めて発見されたとされている[3]

溶解性

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水に実質的に不溶性であるが、酸や塩基を介して溶解する。

出典

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関連項目

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