テルル石
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テルル石 Tellurite | |
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分類 | 酸化鉱物 |
シュツルンツ分類 | 4.DE.20 |
化学式 | TeO2 |
結晶系 |
斜方晶 dipyramidal |
対称 |
斜方晶 ヘルマン・モーガン記号: (2/m 2/m 2/m) 空間群: P bca |
単位格子 |
a = 5.6 Å, b = 12.03 Å c = 5.46 Å; Z = 8 |
晶癖 | 平坦な針状角柱結晶を放射状に伸ばす; 粉末状, 大量 |
へき開 | 完全 {010} |
粘靱性 | Flexible |
モース硬度 | 2 |
光沢 | 亜ダイヤモンド光沢 |
色 | 白~黄色 |
透明度 | 不透明~透明 |
比重 | 5.88 - 5.92 |
光学性 | 双軸 (-) |
屈折率 | nα = 2.000 nβ = 2.180 nγ = 2.350 |
複屈折 | δ = 0.350 |
溶解度 | 難溶 |
文献 | [1][2][3] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
テルル石(テルルせき、tellurite)は、二酸化テルル(β-TeO2)から成る希少な酸化鉱物である。
産出
[編集]テルルを含む鉱床の酸化帯で、白色ないし黄白色の透明な針状角柱結晶で産出する。1842年に、ルーマニアアルバ県ズラトナFaţa Băiiで初めて発見されたとされている[3]。
溶解性
[編集]水に実質的に不溶性であるが、酸や塩基を介して溶解する。