テクニカラー (アルバム)
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『テクニカラー』 | ||||
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ムタンチス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1970年11月 パリ Des Dames Studio | |||
ジャンル | サイケデリック・ロック、トロピカリア | |||
時間 | ||||
レーベル | ユニバーサルミュージック・ブラジル | |||
プロデュース | Carl Holmes[1] | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
ムタンチス アルバム 年表 | ||||
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『テクニカラー』(Tecnicolor)は、ムタンチスが1970年に制作、2000年に発表したアルバム。
解説
[編集]過去に発表した楽曲の再録と、1970年当時は未発表だった新曲を含む内容。「バチ・マクンバ」「アデウス、マリア・フロー」「朝一番の幸せ」を除いた10曲が英語詞で歌われており、歌詞の英訳はバンド自身により行われた。アルバムは一度お蔵入りとなってしまい、一部の楽曲は4作目のスタジオ・アルバム『ジャルヂン・エレトリコ〜エレクトリック・ガーデン』(1971年)で流用された。そのうち「ヴァージニア」と「サラヴァ」は、『ジャルヂン・エレトリコ〜エレクトリック・ガーデン』にはポルトガル語詞のヴァージョンが収録された。
本作は、ムタンチスが一度解散した後の1999年にデジタル・リマスタリングが施され、2000年に発売された。CDブックレットには、ショーン・レノンが描いたイラストが使用されている[2]。
収録曲
[編集]- パニス・エ・シルセンシス - "Panis et Circenses" (Caetano Veloso, Gilberto Gil, Mutantes) - 2:12
- バチ・マクンバ - "Bat Macumba" (G. Gil, C. Veloso) - 3:16
- ヴァージニア - "Virginia" (Arnaldo Baptista, Rita Lee, Sérgio Dias) - 3:23
- シーズ・マイ・シュウ・シュウ - "She's My Shoo Shoo (A Minha Menina)" (Jorge Ben, Mutantes) - 2:52
- アイ・フィール・リトル・スペースト・アウト - "I Feel a Little Spaced Out (Ando Meio Desligado)" (A. Baptista, S. Dias, R. Lee) - 2:51
- ベイビー - "Baby" (C. Veloso, Mutantes) - 3:36
- テクニカラー - "Tecnicolor" (A. Baptista, S. Dias, R. Lee) - 3:54
- エル・フスティシエロ - "El Justiciero" (A. Baptista, S. Dias, R. Lee) - 3:52
- アイム・ソーリー、ベイビー - "I'm Sorry Baby (Desculpe, Baby)" (A. Baptista, R. Lee) - 2:42
- アデウス、マリア・フロー - "Adeus Maria Fulô" (Humberto Teixeira, Sivuca) - 2:39
- 朝一番の幸せ - "Le Premier Bonheur du Jour" (Jean Renard, Frank Gerald) - 2:46
- サラヴァ - "Saravah" (A. Baptista, S. Dias, R. Lee) - 2:59
- パニス・エ・シルセンシス (リプライズ) - "Panis et Circenses (Reprise)" (C. Veloso, G. Gil, Mutantes) - 1:23
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ アルナルド・バチスタ公式サイト (2010年7月10日閲覧)参照。CDブックレットのクレジットでは"Carlos Olmes"と記載されている
- ^ Tecnicolor - Os Mutantes : Credits : AllMusic