テイルズ・オブ・クリエイション〜創生神話
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『テイルズ・オブ・クリエイション〜創生神話』 | ||||
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キャンドルマス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1989年6月 - 7月 ストックホルム・レコーディング[1] | |||
ジャンル | ヘヴィメタル、ドゥームメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ミュージック・フォー・ネイションズ/エニグマ・レコード/メタル・ブレイド・レコーズ | |||
プロデュース | キャンドルマス、マッツ・リンドフォース | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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キャンドルマス アルバム 年表 | ||||
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『テイルズ・オブ・クリエイション〜創生神話[注釈 1]』(テイルズ・オブ・クリエイション〜そうせいしんわ、原題:Tales of Creation)は、スウェーデンのヘヴィメタル・バンド、キャンドルマスが1989年に発表した4作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]本作のタイトルは、バンドがデビュー前の1985年に制作したデモ・テープのタイトルと同じである[3]。「暗反射」は、元々はデビュー前の1985年にデモ録音されていた曲で[4]、「樫の木の下で」は、デビュー・アルバム『エピカス・ドゥーミカス・メタリカス』(1986年)収録曲の再録音である[5]。
反響・評価
[編集]スウェーデンでは1989年10月18日付のアルバム・チャートで48位を記録するが、翌週にはチャート圏外に落ちた[2]。Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「キャンドルマスの過去のアルバムと比べて、傑出した曲は少ないかもしれないが、音作りの面では過去最高で、バンドの低音重視のザクザクとしたギター・サウンドを損なうことなく、メサイア・マーコリンのオペラ的なボーカルを完全に引き立てている」と評している[6]。
収録曲
[編集]全曲ともレイフ・エドリング作。
- 予言書 - "The Prophecy" – 1:27
- 暗反射 - "Dark Reflections" – 5:06
- ヴォイシズ・イン・ザ・ウィンド - "Voices in the Wind" – 0:14
- 樫の木の下で - "Under the Oak" – 6:00
- ティアーズ - "Tears" – 4:13
- 天空を突く塔 - "Into the Unfathomed Tower" – 3:04
- ジ・エッジ・オブ・ヘヴン - "The Edge of Heaven" – 6:25
- サムホェア・イン・ノーホェア - "Somewhere in Nowhere" – 3:47
- 死の淵を抜けて - "Through the Infinitive Halls of Death" – 5:07
- 夜明け - "Dawn" – 0:25
- ア・テイル・オブ・クリエイション - "A Tale of Creation" – 6:55
参加ミュージシャン
[編集]アディショナル・ミュージシャン
- ジェイ・ラーセン、ジム・バックマン - ナレーション
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1994年再発CD (PCCY-00676)の帯に準拠。日本初回盤CD (PCCY-00053)の邦題は『テイルズ・オヴ・クリエイション〜創生神話』だった。
出典
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ a b swedishcharts.com - Candlemass - Tales Of Creation
- ^ 日本初回盤CD (PCCY-00053)、1994年再発CD (PCCY-00676)共通ライナーノーツ(伊藤政則、1989年11月)
- ^ “Epicus Doomicus Metallicus (1986)”. Candlemass Official Website. 2013年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月9日閲覧。
- ^ Rivadavia, Eduardo. “Epicus Doomics Metallicus - Candlemass”. AllMusic. 2022年1月9日閲覧。
- ^ Rivadavia, Eduardo. “Tales of Creation - Candlemass”. AllMusic. 2022年1月9日閲覧。