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テイラー・ティーガーデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイラー・ティーガーデン
Taylor Teagarden
シカゴ・カブス(マイナー)
オリオールズ時代(2012年7月27日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ダラス
生年月日 (1983-12-21) 1983年12月21日(40歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2005年 ドラフト3巡目(全体99位)でテキサス・レンジャーズから指名
初出場 2008年7月18日 ミネソタ・ツインズ
年俸 $725,000(2014年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
五輪 2008年
オリンピック
男子 野球
2008 野球

テイラー・ヒル・ティーガーデンTaylor Hill Teagarden, 1983年12月21日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。MLBシカゴ・カブス傘下所属。

経歴

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プロ入り前

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テキサス大学オースティン校時代には、2004年世界大学野球選手権(米国代表)、2005年カレッジ・ワールドシリーズでそれぞれ優勝を経験。

プロ入りとレンジャーズ時代

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テキサス・レンジャーズ時代
(2009年4月27日)

2005年MLBドラフトテキサス・レンジャーズから3巡目(全体99位)指名され、プロ入り。

2008年は傘下のAAA級オクラホマ・レッドホークスで打率2割2分台だったが、7月18日ミネソタ・ツインズ戦でメジャーデビュー。その後、一旦マイナーへ降格したが、8月には北京オリンピック野球アメリカ合衆国代表として出場し、銅メダルを獲得している[2]。メジャーでは16試合の出場ながら6本塁打を放ち、OPSは1.205だった。

2009年は自己最高の64試合に出場したが、正捕手獲得には至らなかった。

2010年からはメジャーとマイナーの往復が続いており、ヨービット・トレアルバマイク・ナポリが加入した2011年は、僅か14試合の出場に留まった。

オリオールズ時代

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2011年12月1日にマイナー投手1名と後日指名選手との交換でボルチモア・オリオールズに移籍した。オリオールズではマット・ウィータースのバックアップを務め[3] ていたが、2012年以降は打率1割台と打撃面で活躍できず、2013年9月1日DFAとなった[4]10月1日FAとなった。

メッツ時代

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2014年1月6日ニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ[5]。傘下のAAA級ラスベガス・フィフティワンズで開幕を迎え、6月8日にメッツとメジャー契約を結んだ[6]。昇格後は9試合に出場したが、6月24日に左ハムストリングの故障で15日間の故障者リスト入りした[7]7月31日に故障者リストから外れたものの、AAA級ラスベガスへ降格。この年は9試合の出場にとどまり、打率.143・1本塁打・5打点だった。オフの10月1日にマイナー契約を拒否したため、FAとなった。

カブス時代

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2015年1月10日シカゴ・カブスとマイナー契約を結んだ[8]。開幕は傘下のAAA級アイオワ・カブスで迎えたが、7月4日にメジャー契約を結び、25人枠入りした。8月2日にDFAとなり、4日に40人枠を外れる形でAAA級アイオワへ降格した。10月11日に40人枠入りした。

薬物疑惑

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アメリカ合衆国のヤフースポーツは2015年12月26日、インディアナ州にあるアンチエイジングのクリニックで薬剤師として務めていた男性が、ティーガーデンにヒト成長ホルモンなどの禁止薬物を提供していたと報じた。記事によるとNFLのペイトン・マニングが、2011年のインディアナポリス・コルツ時代に首の故障からの回復を促すため、同クリニックから禁止薬物を受け取っていた事実があり、ティーガーデンも同様だったとのこと。彼に関しては、あからさまに禁止薬物の使用について話をする姿を捉えたビデオが存在するという。弁護士が声明を出し「完全に偽り」と否定した[9]

2016年4月1日、80試合の出場停止処分を受けた[10]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2008 TEX 16 53 47 10 15 5 0 6 38 17 0 0 0 0 5 0 1 19 0 .319 .396 .809 1.205
2009 60 218 198 26 43 13 0 6 74 24 0 0 3 2 14 0 1 76 6 .217 .270 .374 .644
2010 28 85 71 10 11 1 0 4 24 6 0 0 4 0 8 0 2 34 0 .155 .259 .338 .597
2011 14 36 34 3 8 2 0 0 10 2 0 0 0 0 2 0 0 13 0 .235 .278 .294 .572
2012 BAL 22 64 57 4 9 3 0 2 18 9 0 0 2 0 5 0 0 23 1 .158 .226 .316 .542
2013 23 62 60 3 10 2 0 2 18 5 0 1 1 0 1 0 0 18 0 .167 .180 .300 .480
2014 NYM 9 30 28 1 4 0 0 1 7 5 0 0 0 0 2 0 0 7 1 .143 .200 .250 .450
2015 CHC 8 15 15 0 3 0 0 0 3 2 0 0 0 0 0 0 0 4 1 .200 .200 .200 .400
MLB:8年 180 563 510 57 103 26 0 21 192 70 0 1 10 2 37 0 4 194 9 .202 .260 .376 .637

背番号

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  • 2 (2008年 - 2011年)
  • 31 (2012年 - 2013年)
  • 23 (2014年)
  • 27 (2015年)

代表歴

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脚注

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  1. ^ Taylor Teagarden Contracts, Salaries, Cap Hits, & Transactions” (英語). Spotrac.com. 2014年2月4日閲覧。
  2. ^ テイラー・ティーガーデン”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月3日閲覧。
  3. ^ Ghiroli, Brittany (2011年12月1日). “O's acquire catcher Teagarden from Rangers” (英語). MLB.com. 2011年12月3日閲覧。
  4. ^ Dubroff, R. (2013年9月1日). “Orioles add two catchers, DFA Teagarden” (英語). CSNBaltimore.com. 2015年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月4日閲覧。
  5. ^ Mets sign catcher Taylor Teagarden”. MLB.com Mets Press Release (January 6, 2014). January 7, 2014閲覧。
  6. ^ Anthony DiComo (June 8, 2014). “Struggling d'Arnaud optioned to Las Vegas”. MLB.com. January 15, 2015閲覧。
  7. ^ Anthony DiComo, Tim Healey (2014年6月24日). “d'Arnaud recalled by Mets, belts three-run homer”. MLB.com. 2015年1月15日閲覧。
  8. ^ Mike Axisa (2015年1月10日). “MLB hot stove rumors and news roundup for January 10”. CBS Sports. 2015年1月15日閲覧。
  9. ^ メジャー3選手、禁止薬物の提供受けたか 米メディア報じる Sponichi Annex 2015年12月27日 15:47 (2023年10月18日閲覧)
  10. ^ Tim Daniels (2016年4月2日). “Taylor Teagarden Suspended 80 Games: Latest Details, Comments and Reaction”. breacher repport. 2023年10月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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