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ティー (球技)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティーグラウンドから転送)

ティー (tee) は、球技で、ボールを載せて、打ち(あるいは蹴り)やすくする用具

ゴルフティーボールアメリカンフットボールなど、様々な競技で使う。

ゴルフティー

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ボールを載せたゴルフティー

ゴルフのティーは、ボールを載せる直径1 cmほどの逆円錐形の台と、地面に刺す長さ10 cmほどのからなる。素材は主にプラスティックか、伝統的には木製

通常、各ホールの1打目はティーに載せたボールを打ち、これをティーショット (tee shot) と呼ぶ。ティーショットをするエリアをティーグラウンド (teeing ground) と呼ぶ。ティーショットの順番を決めるのにも用いられる(ティーをトスして地面に落とし、先端を向いた方が先に打つ)。

また日本の冬のゴルフ場では地面が凍ってしまい、ティーが刺しにくくなることがある。これに対応するために、地面に刺さずにボールを置く軽いプラスチック製の台のようなティーが販売されている。

ゴルフのティーとは元々、「一握りの砂」という意味があり、古くは、を盛り上げただけのものだった。1889年に器具としてのティーがイギリス発明されたが、当初は台状のものだった。1925年アメリカで、現在見られるような形のものが発明された。

バッティングティー

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ティーボールにおけるバッティングティー

野球の練習やティーボールに使用される。細長い棒の先にゴム製の台を取り付けている。

キックティー

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アメリカンフットボールのティーは、特にキックティーと呼ぶ。幅広の台で、上面中央に穴か凹みがあり、ラグビーボール形のボールの尖った先を載せる。

フリーキックのときなどに使う。