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ティミショアラ - キキンダ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ティミショアラ - キキンダ線
ティミショアラ - キキンダ線(セゲド - キキンダ間含む)
ティミショアラ - キキンダ線(セゲド - キキンダ間含む)
基本情報
 ルーマニア
所在地 ティミシュ県
起点 ティミショアラ北駅
終点 キキンダ駅
路線記号 919
開業 1857年11月15日
運営者 ルーマニア鉄道
路線諸元
軌間 1435 mm(標準軌
線路数 単線
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
exABZg+l
セゲド - キキンダ線、テレミア・バナト方面
exABZg+l
旧Comloșu Mare方面
BHF
キキンダ
ABZgr+r
Zrenjanin方面
DST
Banasko Veliko Selo
GRENZE
617.7 セルビア / ルーマニア
BHF
613.0 ジンボリア
ABZgl
ロヴリーン方面
eABZgr
Cenei, Srpska Crnja方面
HST
606.7 クラリー・ヴィー
eZOLL
旧ユーゴスラビア=ルーマニア国境(1919~1924)
HST
602.8 ケチェア・サット
ABZg+r
Jaša Tomič方面
BHF
598.3 カルピニシュ
BHF
590.3 ベレグサウ
WBRÜCKE1
Bega Veche
eHST
旧エリザベタ
BHF
582.7 サカラズ
eBS2+l BS2+r
移設区間
exSTR ABZgl+l
Ronaț Triaj方面
xKRZ ABZgr
ティミショアラ西駅方面
eBS2l BS2r
ABZg+l
ティミショアラ - アラド線
ABZg+r
Jaša Tomič方面
ABZg+r
ティミショアラ - ブジアシュ線 (1932~)
BHF
573.9 ティミショアラ北駅
eABZgr
旧T-B線(~1932)、T-V線
  • キロメートルの始点はブカレストにある。

ティミショアラ - キキンダ線ルーマニア語: Calea ferata Timisoara–Kikinda)はルーマニアティミシュ県の県都ティミショアラとセルビアヴォイヴォディナ自治州キキンダを結ぶ単線鉄道路線である。この路線は帝国特認オーストリア=ハンガリー国家鉄道会社(k.k. Privilegierte Österreichische Staatseisenbahn-Gesellschaft, StEG)がかつて運営した、プラハ - ティミショアラ区間のルーマニア部分に当たる。

歴史

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1852年7月、セゲド - テメシュヴァール(現ティミショアラ)間の鉄道建設資金を政府予算で調達することが確定した。1854年3月には南東帝国鉄道(k.k. Südöstliche Staatsbahn)によりツェグレード - セゲド間が開通した[1]。1855年に南東帝国鉄道を国家鉄道会社が引き受け、StEGはセゲド - テメシュヴァール間の鉄道建設を進めた。帝国政府は鉄道建設を1856年12月31日まで完了させ、StEGに路線を譲渡する措置を取った[2]。1857年11月15日、この路線はセゲド - キキンダ間と共に開通した[3]。1891年には他のStEGハンガリー路線とともにハンガリー国鉄に組み入れられた[4]

1920年にトリアノン条約により確定した国境に合わせて、セゲドハンガリー語版 - ティミショアラ間はそれぞれハンガリー、ユーゴスラビア、ルーマニアに割譲された。1944年にティサ川上のセゲド鉄道橋ハンガリー語版は爆破され[5]、現在に至るまで復旧されていない。その後、ハンガリー方面のソェーレグハンガリー語版 - キキンダルーマニア語版間は運行中止となった。

セゲド鉄道橋(1929年)

運行形態

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普通列車(R): ティミショアラ北駅 - ジンボリア。

参考文献

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  • Richard Heinersdorff (1975) (ドイツ語). Die k. und k. privilegierten Eisenbahnen der österreichisch-ungarischen Monarchie 1828-1918. Wien u. a.: Molden. ISBN 3-217-00571-6 
  • Alfred Horn (2012) (ドイツ語). Eisenbahn Bilderalbum 16 – Die k.k. privilegierte österreichisch-ungarische Staats-Eisenbahn-Gesellschaft. Wien: Bohmann Verlag. ISBN 978-3-99015-020-7 
  • Hermann Strach (1898). Hermann Strach. ed (ドイツ語). Geschichte der Eisenbahnen Oesterreich-Ungarns von den ersten Anfängen bis zum Jahre 1867. Geschichte der Eisenbahnen der Oesterreichisch-Ungarischen Monarchie. Band 1.1. Wien / Teschen / Leipzig: Karl Prochaska. pp. 73~503. https://archive.org/details/geschichtedereis11aust/page/72/mode/2up 

脚注

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  1. ^ H. Strach (1898). Band 1.1. p. 310
  2. ^ H. Strach (1898). Band 1.1. pp. 322, 323
  3. ^ H. Strach (1898). Band 1.1. p. 382
  4. ^ Victor von Röll, ed (1915) (ドイツ語). Enzyklopädie des Eisenbahnwesens (Eintrag zu Österreichisch-ungarische Staatseisenbahngesellschaft priv.). Band 7 (2nd ed.). Berlin / Wien: Urban & Scharzenberg. p. 450. http://www.zeno.org/Roell-1912/K/roell-1912--071-0450 
  5. ^ Pándi Eszter (1997). “A Szgedi vasút és Trianon” (ハンガリー語). BELVEDERE IX: pp. 37~39. http://acta.bibl.u-szeged.hu/4540/1/belvedere_1997_001_002_034-040.pdf.