テアトル弘前
テアトル弘前 | |
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テアトル弘前(2024年3月) | |
情報 | |
開館 | 1975年 |
閉館 | 2024年3月22日 |
客席数 | 64席 |
用途 | 映画上映 |
運営 | 有限会社アプリー商事 |
所在地 |
〒036-8197 青森県弘前市桶屋町5 グランドパレス2号館1階 |
位置 | 北緯40度36分0.2秒 東経140度28分11.8秒 / 北緯40.600056度 東経140.469944度座標: 北緯40度36分0.2秒 東経140度28分11.8秒 / 北緯40.600056度 東経140.469944度 |
最寄駅 | 弘南鉄道大鰐線中央弘前駅 |
テアトル弘前(テアトルひろさき)は、青森県弘前市桶屋町5 グランドパレス2号館1階にあった映画館[1]。東北地方唯一の成人映画館であり[1]、64席の1スクリーンを有した[2]。経営は有限会社アプリー商事[2]。
概要
[編集]1975年、前年に閉館した「弘前ニュー東映」の跡地に建てられた飲食店ビルの一角に開館した[3]。『映画館名簿 1978』によると62席を有する洋画の上映館であり[4]、1980年代前半に成人映画の上映館に変わった[要出典]とされる。1974年・1990年・2020年の映画館名簿ではいずれも成人映画を上映、となっている[5]。厳しい経営が続いたため、2024年3月22日をもって閉館した[3]。
弘前市の映画館
[編集]1985年(昭和60年)時点の弘前市には、テアトル弘前の他に弘前東映劇場(百石町、東興映画)、弘前松竹・弘前オリオン座(元寺町、日乃出興行)、弘前スカラ座・弘前東宝劇場(元寺町、日乃出興行)、弘前宝塚劇場(駅前町、山青商事)、弘前駅前日活劇場(駅前町、佐々木富五郎)、弘前ミラノ座(鍛治町、明治屋会館)、弘前ニューミラノ(本町、明治屋会館)の計10館の映画館があった[6]。
1994年(平成6年)9月には6スクリーンを有するシネコンのワーナー・マイカル・シネマズ弘前(WMC、現在のイオンシネマ弘前)が開館し、弘前市の既存興行館は相次いで閉館していった。2001年(平成13年)にはミニシアター系作品を上映していた弘前マリオン劇場が閉館し、弘前市の映画館はテアトル弘前とWMCの2施設のみとなった。
利用案内
[編集]弘前市の中心繁華街である鍛治町に近い桶屋町にある。弘南鉄道大鰐線中央弘前駅から徒歩10分。
入場料は大人1600円、シニア・学生1300円(2020年時点)[7]。営業時間は10時50分から22時50分(2018年時点)[8]。2021年(令和3年)11月からは火曜日が定休日[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c テアトル弘前 弘前経済新聞 2022年1月27日
- ^ a b 『映画年鑑2020年版別冊 映画館名簿』キネマ旬報社、2020年
- ^ a b 「弘前の成人映画館「テアトル」閉館 50年の歴史に幕」『弘前経済新聞』2024年3月22日。2024年4月6日閲覧。
- ^ 『映画年鑑 1978年版別冊 映画館名簿』時事映画通信社、1977年
- ^ “弘前市の映画館”. 消えた映画館の記憶. 2024年4月6日閲覧。
- ^ 『映画年鑑 1985年版別冊 映画館名簿』時事映画通信社、1984年
- ^ 弘前の歓楽街 鍛冶町、テアトル弘前を見る。(青森日帰りの旅) 函館、週末どっか行く 2020年2月6日
- ^ テアトル弘前 女装ワールド 2018年7月30日
外部リンク
[編集]- テアトル弘前 弘前経済新聞