ツリーホテル
| ツリーホテル Treehotel | |
|---|---|
 ツリーホテル「ミラーキューブ」 | |
| ホテル概要 | |
| 開業 | 2010年7月17日 |
| 所在地 | Edeforsväg 2 A 960 24 Harads |
| 位置 | 北緯66度4分22.3秒 東経20度58分54.6秒 / 北緯66.072861度 東経20.981833度座標: 北緯66度4分22.3秒 東経20度58分54.6秒 / 北緯66.072861度 東経20.981833度 |
| 公式サイト | 公式サイト |
ツリーホテル（英: Treehotel）は、スウェーデンのホテルである[1]。
概要
[編集]スウェーデンの北部にあるノールボッテン県のハラッズ (en:Harads) の森林の中に所在する[2][3]。近くには、ルーレ川 (en:Lule River) が流れている[4]。
この施設は、2008年に公開された、ヨーナス・セルベリ＝アウグスツセーン (sv:Jonas Selberg Augustsén) 監督による映画『木を愛する人』 (sv:Trädälskaren) から想を得て製作されたもので、地上からおよそ4 - 6メートルの高さに設けられたツリーハウスに宿泊することができる[1]。
トリップアドバイザーが発表した「死ぬまでに泊まりたい 世界のツリートップホテル 12」に選ばれている[5][6][7]。2011年には、スウェーデンのグランドツーリズムアワードを受賞している[8]。
歴史
[編集]2010年7月17日に開設された[3]。開業当時は、それぞれ「キャビン」 (The Cabin) 、「鳥の巣」 (The Bird’s nest) 、「ブルー・コーン」 (The Blue Cone) 、「ミラーキューブ」 (The Mirrorcube) と名付けられた4つの客室が存在した[3]。同年10月、「ユーフォー」 (The UFO) 、「ドラゴンフライ」 (the Dragonfly) という客室が開設された[9][10]。2016年には「セブンス・ルーム」 (The 7th Room) という客室が開設されている[9]。
設計・構造
[編集]「キャビン」は、マーチン・シレーンとグスタフ・シレーン (Mårten Cyrén & Gustav Cyrén) が設計した[11]。「鳥の巣」は、建築家のバーティル・ハグストロム (Bertil Harström) が設計した[4][9]。「ミラーキューブ」は、建築家のボーレ・サムとマーティン・ヴィデガルド (Bolle Tham & Martin Videgård) が設計したもので、1本の木の幹に立方体が固定設置された構造をしており、外壁にはガラスが貼られている[2][10]。「セブンス・ルーム」は、オスロとニューヨークに活動拠点を置く設計事務所スノヘッタが設計した[12]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c サリネン れい子. “"鳥の巣"に宿泊!? 北欧で見つけたエコなツリーホテル”. オールアバウト. 2019年4月7日閲覧。
- ^ a b “ツリーホテル Tree Hotel”. スウェーデン観光文化センター. 2019年4月6日閲覧。
- ^ a b c “森林に現れた「鏡のキューブ」、スウェーデンの高級ツリーホテル”. AFPBB News. (2010年7月26日) 2019年4月6日閲覧。
- ^ a b Victor Moreno. “HOTEL ツリーホテル”. シフトプロダクション. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “死ぬまでに泊まりたい 世界のツリートップホテル 12”. トリップアドバイザー. 2013年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ^ “スウェーデンの個性派ホテル”. スウェーデン観光文化センター. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “死ぬまでに泊まりたい 世界のツリートップホテル 12選”. マイナビウーマン. 2019年4月6日閲覧。
- ^ 石井敦子 (2015年8月26日). “スウェーデンの森に出没した宇宙からの訪問者?!「The UFO」”. YADOKARI株式会社. 2019年4月7日閲覧。
- ^ a b c “All Rooms”. ツリーホテル. 2019年4月6日閲覧。
- ^ a b “コンセプトは「木の上の家」、北極圏近くにエコホテル開業へ”. ロイター. (2010年7月9日) 2019年4月6日閲覧。
- ^ Victor Moreno (2011年6月9日). “ツリーホテル”. シフトプロダクション. 2019年4月6日閲覧。
- ^ “スウェーデンの〈ツリーホテル〉にスノヘッタ設計の客室がオープン！”. マガジンハウス (2017年3月23日). 2019年4月6日閲覧。